「パニーノ」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2015-02-15}}
[[Image:Italian Sandwich.jpeg|thumb|パニーノの例。この例ではパンを焼かず具材に[[プロシュット]]、[[ルッコラ]]、ボッコンチーニ([[モッツァレッラ]]に似た[[ナポリ]]原産の[[フレッシュチーズ]]の一種)を使い、ニンジンとオリーブを添えている。]]
'''パニーノ''' ('''Panino''') は、[[パン]]で具材を挟んだ[[イタリア料理]]の[[軽食]]。パンを意味する単語パーネ (pane) に[[縮小辞]]「-ino」を付けた語である。正しくは「[[フィリング]]を詰めたパニーノ」という意味のパニーノ・インボッティート(panino imbottito)(panino imbottito) という。ちなみにパニーノは単数形で、複数形は'''パニーニ''' (panini) という。
ちなみにパニーノは単数形で、複数形は'''パニーニ''' (panini) と言う。
 
[[イタリア語]]では[[ハンバーガー]][[ホットドッグ]]も含むパンで具材を挟んだ軽食つまり広義の[[サンドイッチ]]の意味である。ただし、パンを薄く切り間に具材を挟んだ物はトラメッツィーノ(tramezzino) (tramezzino) と区別する。狭義ではサンドイッチやハンバーガーを除き、[[{{仮リンク|チャバッタ]]|en|Ciabatta}}や[[ロゼッタ (イタリアのパン)|ロゼッタ]]など伝統的なイタリアのパンに具材を挟むものをさす。
 
[[バール (飲食店)|バール]]などではショーケースに陳列されているほか、各種食材店でもその場で作ってくれる店がある。具材は、[[トマト]]、[[モッツァレッラ]]などの[[チーズ]]、[[ハム]]や[[ローストビーフ]]などの肉製品の薄切り、[[レタス]]などの野菜を組み合わせる。[[マヨネーズ]]、[[ケチャップ]]、[[マスタード]]は基本的に用いない
[[マヨネーズ]]、[[ケチャップ]]、[[マスタード]]は基本的に用いない。
 
[[ホットサンドメーカー]]を使って表面をグリルしたパニーノは、イタリアでは俗に[[トースト]](toast) (toast) と呼ばれる。[[食パン]]の一種[[パーネ・イン・カッセッタ]](pane (pane in cassetta)cassetta) の薄切りが用いられ、[[プロシュット]]と[[プロセスチーズ]]をはさむことが多い。
 
== イタリア国外のパニーノ ==
日本では、イタリアで食べられているような印象の具材をそれらしく味付けをしてパンに挟んだサンドイッチがパニーノと呼ばれる。理由は定かではないが、白っぽい薄目のパンを用いて、注文後に焼いてパンにこげ目を付けた物を指すことが多い。[[セガフレード・ザネッティ]]や[[ドトールコーヒーショップ]]などのコーヒー店のメニューにある(イタリア語の意味では「ミラノサンド」もパニーノである)。
また、店により単数形パニーノと複数形パニーニの表記が異なるが、一人前が複数個である事を意味していない。
[[Image:Panini-grill-grooved.jpg|thumb|パニーニプレス]]
日本では、イタリアで食べられているような印象の具材をそれらしく味付けをしてパンに挟んだサンドイッチがパニーノと呼ばれる。理由は定かではないが、白っぽい薄目のパンを用いて注文後に焼いてき、パンにこげ目を付けた物を指すことが多い。[[セガフレード・ザネッティ]]や[[ドトールコーヒーショップ]]などのコーヒー店のメニューにある(イタリア語の意味では「ミラノサンド」もパニーノである)。また、店により単数形パニーノと複数形パニーニの表記が異なるが、一人前が複数個であることを意味していない
 
[[アメリカ合衆国]]や[[カナダ]]、[[イギリス]]でも、イタリア風のパンを薄く切ったものに具をはさんで焼き、パンにこげ目を付けた物として知られ、単数でもパニーニと呼ばれる。
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パニーニを作るためのパニーニプレス(またはトーストサンドイッチメーカー)が普及している。
 
== 関連項目 ==
* [[調理パン]]
 
{{Commonscat|Panini}}
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{{DEFAULTSORT:はにの}}
[[Category:パン]]
[[Category:サンドイッチ]]
[[Category:イタリアの食文化]]
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