「火振りかまくら」の版間の差分

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'''火振りかまくら'''(ひぶりかまくら)は、[[秋田県]][[仙北市]]角館地域に伝わる伝統行事。火振りは、わら紐の先に付けた、稲わらを編んで作った小さな俵に火を付けて、からだの周りを振り回すもので、神聖な火で田んぼの[[]]を払うとともに、五穀豊穣・無病息災・家内安全など、一年の無事を祈願するものである。仙北市指定[[無形民俗文化財]]。
 
田の忌みを嫌った農家によって始められた 400年以上の伝統を持つ[[小正月]]の行事であり、毎年[[2月14日]]に行われるが近年現在は開催日前日の13日にも見ることができる。当日14日は角館地区の36か所で町内毎の火振りかまくらが行われる。火振りのあとは使用した縄をお守りとして持ち帰る場合もある。
 
真っ白な雪の中に踊る火の輪は冬の夜のメルヘンの世界へと誘い、雪国の温かさをさらに感じさせる。この行事は見るだけでなく参加できる行事であり、万一服に引火すると危険なので[[角館祭り]]に使う木綿のハッピが貸しだされる。。