「シクロヘキサンの立体配座」の版間の差分
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いす型配座は、[[炭素]]原子間の[[結合角]]が109.5度という理想的な角度を成している。[[ふね型|ふね型配座]]も結合角は109.5度であるが、ふね型時の水素や置換基同士の反発のためいす型はふね型と比べて[[エネルギー]]的に安定な配座であり、単結合の六員環化合物のほとんどのものがこのいす型配座の状態で存在する。ただし、これは置換基同士の反発がすべて同程度の場合であり、極端にかさ高くまたいす型配座の時に立体障害を起こしやすい位置に置換基が結合している場合はこの限りではない。
== アキシアルとエ
いす型配座の環を構成する各炭素原子から伸びる[[電子軌道]]には大きく分けて2つの方向(垂直方向と横方向)が考えられる。垂直方向に伸びた電子軌道の先にある原子を'''アキシアル原子'''または'''アキシアル位にある原子'''、横方向に伸びた電子軌道の先にある原子を'''エ
== 1,3-ジアキシアル相互作用 ==
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