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;{{by|2013年}}
:この年は本塁打を60本放ち、多くの本塁打に関する新記録を樹立した。
:[[2013 ワールド・ベースボール・クラシック・オランダ代表|第3回WBCオランダ代表]]に選出された<ref>{{Cite web |date=2013 |url=http://web.worldbaseballclassic.com/wbc/2013/teams/index.jsp?team=ned&team_id=878 |title=Kingdom of the Netherlands at the 2013 World Baseball Classic |publisher=MLB Advanced Media, L.P. |accessdate=2013-08-14}}</ref><ref>[http://www.yakult-swallows.co.jp/information/detail.php?article_seq=15687 第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)出場選手について] 東京ヤクルトスワローズ公式サイト</ref>。大会中の対キューバ戦([[東京ドーム]])で負傷し途中退場となり<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/03/11/kiji/K20130311005376280.html バレンティン「信じられない」 オランダが劇的勝利]スポーツニッポン2013年3月11日配信</ref>、その後左内転筋肉離れと診断された<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/03/23/kiji/K20130323005460990.html バレンティンは開幕微妙 WBCで左脚肉離れ]スポーツニッポン2013年3月23日配信</ref>。このため、シーズンの開幕戦は二軍でむかえた。今季初出場は13試合目の[[4月12日]]の対巨人戦(東京ドーム)で<ref name="ys">[http://www.yakult-swallows.co.jp/information/detail.php?article_seq=16139 バレンティン選手が“月間三冠王”で6月度月間MVPを受賞! ]ヤクルト球団公式サイト2013年7月4日配信</ref>、復帰から2戦続けて4打数0安打に終わり<ref name="wb13107"/>、今季初本塁打は復帰から4試合目の4月16日の対[[中日ドラゴンズ]]戦([[明治神宮野球場]])で2打席連続で右越本塁打を放っている<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/04/16/kiji/K20130416005625170.html バレンティン復活の2打席連続弾!ヤクルト4連敗で止めた]スポーツニッポン2013年4月16日配信</ref>。この時点で本塁打トップのDeNAの[[トニ・ブランコ]]とは6本差をつけられ、その後、最大で10本差をつけられるなどていたが<ref name="mb1311"/>開幕からの本塁打の話題はブランコが独占している状況だったが、この後バレンティンがハイペースで追い上げることになる<ref name="ys"/>。
:6月は打撃部門で月間三冠の活躍で3年連続で3度目の月間MVPを受賞した<ref name="ys"/>。6月8日の対[[北海道日本ハムファイターズ]]戦から、同月12日の対[[福岡ソフトバンクホークス]]戦([[福岡ドーム|ヤフオクドーム]])にかけて2四球を挟んで、日本プロ野球タイ記録の4打数連続本塁打を記録した<ref name="sp13612">{{Cite news |title= バレンティン4打数連続弾!古田以来10年ぶり18人目 |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-06-12 |author= |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/06/12/kiji/K20130612005998310.html |accessdate=2013-06-12}}</ref>。ブランコと1本差で迎えた、6月27日の対DeNA戦でブランコが1本塁打、バレンティンが2本塁打で、共に25号でバレンティンが今季初めてトップに並び<ref name="mb1311"/>、7月2日の対DeNA戦でバレンティンが今季初めて単独トップとなると、以降のセ・リーグの最多本塁打はバレンティンの独走状態となり<ref name="wb13107"/>、7月13日に30号リーグ一番乗りをした頃より55号越えが現実味を帯びてくるようになった<ref name="mb1311"/>。[[2013年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]では選手間投票で選ばれ3年連続出場した<ref>[http://www.yakult-swallows.co.jp/information/detail.php?article_seq=16114 バレンティン選手がオールスター選手間投票で選出!]ヤクルト球団公式サイト</ref>。
:8月は月間本塁打の日本プロ野球新記録を樹立するなど本塁打を量産した。8月4日の対[[広島東洋カープ]]戦(神宮)で球団最速記録<ref>326試合</ref>の通算100本塁打<ref name="sp1384">{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/04/kiji/K20130804006356770.html |title=バレンティン通算100号 326試合は7番目の速さ|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-08-04}}</ref>。8月22日の対巨人戦(神宮)で球団シーズン本塁打新記録の45号<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/22/kiji/K20130822006467830.html |title=バレンティン 新記録にも謙虚「今でも日本野球を学んでいる最中」|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-08-22}}</ref>。8月23日の対広島戦(神宮)で47号で自身初の100打点<ref>{{Cite news |title=バレ47号、3戦連発 |newspaper=朝日新聞 |date=2013-08-24 |page=19|accessdate=2013-08-28}}</ref>と、球団タイ記録の月間13本塁打<ref>{{Cite news |title=バレ 月間16本の日本記録更新も 8月13発目47号 |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-08-24 |author= |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/24/kiji/K20130824006474030.html |accessdate=2013-08-28}}</ref>。8月27日の対中日戦(神宮)で2本塁打を記録し50号。シーズン111試合目での50号は日本プロ野球史上最速、同時に日本プロ野球タイ記録の月間16本塁打とした<ref name="sp13827">{{Cite news |title=バレ2発で史上最速50号!月間16発でタイ記録 |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-08-27|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/27/kiji/K20130827006497000.html |accessdate=2013-08-28}}</ref>。翌28日の同戦で日本プロ野球新記録の月間17本塁打<ref>{{Cite news |title=バレンティン 月間本塁打日本新!8月17本目の51号 |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-08-28 |author= |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/28/kiji/K20130828006503890.html |accessdate=2013-08-28}}</ref>。8月は月間18本塁打の新記録と合わせて打率、打点でリーグ三冠の成績を挙げ、通算4度目の月間MVPを巨人の[[村田修一]]と同時受賞した<ref name="nk13906">{{Cite news |title=【ヤクルト】バレンティン18発でMVP|newspaper=日刊スポーツ|date=2013-09-06 |author= |url=http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20130906-1185064.html|accessdate=2013-08-28}}</ref>。
:9月は日本プロ野球、およびアジア野球のシーズン本塁打新記録を達成した。相手チームから勝負を避けられる[[故意四球|敬遠四球]]や、厳しい内角攻めに遭うようになり<ref>朝日新聞2013年9月12日付社会面</ref>、50号以降の6試合で2敬遠を含む10四球を記録した<ref name="mb1311"/>。[[9月8日]]の対[[中日ドラゴンズ]]戦([[ナゴヤドーム]])で7試合、28打席ぶりとなる53号を放ち<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/09/kiji/K20130909006580380.html バレ 捕手・谷繁に読み勝ち53号「ヒサシブリ。キモチイイ」]スポーツニッポン2013年9月9日配信</ref>、続く[[9月10日]]の対広島戦(神宮)で54号を放ち日本プロ野球記録に王手をかけた<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/10/kiji/K20130910006591510.html バレンティン マエケンからいきなり54号!日本記録に王手!]スポーツニッポン2013年9月10日配信</ref>。翌[[9月11日|11日]]の同戦の6回裏に[[大竹寛]]から日本プロ野球シーズン本塁打タイ記録で史上4人目となる55号を放つ。シーズン122試合目での達成は史上最速であった<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/11/kiji/K20130911006598300.html バレンティン 55号本塁打!4人目の日本タイ記録は史上最速]スポーツニッポン2013年9月11日配信</ref>。この後の3試合は本塁打が出なかったが、[[9月15日]]の対[[阪神タイガース]]戦(神宮)において、1回裏の第1打席に[[榎田大樹]]から'''日本プロ野球シーズン本塁打新記録'''となる56号を左中間へ放った<ref>これまでの記録は1964年の[[王貞治]](巨人)、2001年の[[タフィ・ローズ]]([[大阪近鉄バファローズ]])、2002年の[[アレックス・カブレラ]]([[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]])の55本</ref>。続く3回裏の第2打席で榎田から左翼へアジア新記録の<ref>これまでの記録は2003年に[[韓国野球委員会|韓国プロ野球]]の[[李承ヨプ (野球)|李承燁]](当時[[三星ライオンズ]])の56本</ref>57号を放った<ref name="sp13915">[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/15/kiji/K20130915006623210.html バレンティン プロ野球新の次は2打席連続57号弾!アジア記録も抜く] スポーツニッポン 2013年9月15日配信</ref>。[[9月24日]]の対巨人戦(神宮)の7回の打席で見逃し三振の判定を不服として、審判に暴言を吐いたとして、日本に来てからは初の退場処分を受け<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/24/kiji/K20130924006679650.html バレンティンが初の退場処分に ストライク判定で球審に暴言]スポーツニッポン 2013年9月24日配信</ref>、翌25日にコミッショナーから厳重注意と制裁金10万円の処分が科せられた<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20130925-1194932.html 【ヤクルト】バレンティン制裁金10万円]ニッカンスポーツ2013年9月25日配信</ref>。
:[[10月4日]]の対阪神戦(神宮)で[[ランディ・メッセンジャー]]から60号を放ち、日本プロ野球史上初のシーズン本塁打60本台とした<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/04/kiji/K20131004006747730.html バレンティン60号本塁打!ついに大台 ルースに並んだ!宮本引退に花] スポーツニッポン 2013年10月4日配信</ref>が、これが今季最後の本塁打となった。最終戦までブランコとの打撃タイトル三冠争いとなったものの、僅かに逆転の可能性が残っていた<ref>日本経済新聞2013年10月9日スポーツ面</ref>[[10月8日]]のシーズン最終戦の対巨人戦(東京ドーム)では満塁の場面で四球を選び1打点を挙げるが、アキレス腱の不安もあり3回の守備から交代して今シーズンを終えた。バレンティンは本塁打王と最高出塁率の2冠を獲得したが<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/08/kiji/K20131008006774860.html バレ、3年連続本塁打王、ブランコ2冠、新人の小川が投手2冠]スポーツニッポン2013年10月8日配信</ref>、首位打者は3厘差、打点王は5点差でブランコが獲得し、バレンティンはいずれも2位に終わる<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/08/kiji/K20131008006773420.html バレ 3冠王ならず 今季最終戦、打点でブランコを下回る]スポーツニッポン2013年10月8日配信</ref>。また、シーズン[[長打率]]を.779として、[[ランディ・バース]]を抜いて日本プロ野球史上最高を記録<ref name="asa13109">朝日新聞2013年10月9日スポーツ面</ref>、2年連続のベストナイン<ref>{{Cite|news|url=http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20131121-1221293.html|title=バレンティン2年連続選出/ベストナイン|newspaper=日刊スポーツ新聞社|date=2013年11月21日}}</ref>と、初の[[最優秀選手 (日本プロ野球)|MVP]]を受賞。最下位球団からの受賞は史上初<ref>{{Cite|news|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/11/26/kiji/K20131126007088720.html|title=マー君 48年ぶり満票でMVP バレンティン 最下位球団から初の受賞|newspaper=スポーツニッポン|date=2013年11月26日}}</ref>。
;{{by|2014年}}
: 6月までにリーグ2位の18本塁打を記録していたものの、[[6月14日]]に持病のアキレス腱痛の悪化で一軍登録を抹消された<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/06/14/kiji/K20140614008363800.html バレ 左アキレス腱痛で登録抹消 畠山に続き…小川監督「仕方ない]スポーツニッポン2014年6月14日配信</ref>。その後二軍で調整を続けていたが[[7月11日]]のイースタン・リーグの対DeNA戦で実戦復帰<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/07/11/kiji/K20140711008543920.html バレ イースタンで実戦復帰、いきなり2安打「良かったと思う」]スポーツニッポン2014年7月11日配信</ref>。[[7月13日]]の対DeNA戦(神宮)で一軍に復帰した<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/07/14/kiji/K20140714008559370.html バレ 1カ月ぶり復帰も快音お預け「これから調整していく」]スポーツニッポン2014年7月14日配信</ref>。[[2014年のオールスターゲーム (日本プロ野球) |オールスターゲーム]]では3度目のファン投票選出で4年連続選出となった<ref>[http://www.npb.or.jp/allstar/2014ballotresult.html マツダオールスターゲーム2014 ファン投票結果]NPB公式サイト</ref>。なお選手間投票ではセ・リーグトップの431票を獲得した<ref>[http://www.npb.or.jp/allstar/2014ballotresult_players.html マツダオールスターゲーム2014 選手間投票結果]NPB公式サイト</ref>。オールスターゲームでは第2戦(甲子園)で、日本ハムの[[大谷翔平]]から160キロの球を中前安打するなど2安打を記録した<ref>朝日新聞2014年7月20日スポーツ面</ref>。[[8月21日]]の対巨人戦(神宮)で史上4位のスピード記録となる463試合目で通算150本塁打を達成<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/08/21/kiji/K20140821008786160.html?feature=related ヤクルト バレンティンが通算150号!歴代4位のスピード記録]スポーツニッポン2014年8月21日配信</ref>、[[9月7日]]の対巨人戦(神宮)で来日1年目からの4年連続30本塁打に到達するなど<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/09/07/kiji/K20140907008890140.html バレ 4年連続30本塁打 左翼席へ豪快一発 T・ウッズ以来]スポーツニッポン2014年9月7日配信</ref>、広島の[[ブラッド・エルドレッド]]と本塁打王争いをしていたものの、左アキレス腱の検査のため、球団にシーズン途中での帰国を要求し<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/09/15/kiji/K20140915008930430.html バレンティン 10月手術も 左アキレス腱検査で帰国熱望、4年連続キング絶望的]スポーツニッポン2014年月日配信</ref>、規定打席に到達した9月21日がこの年の最終出場試合となり、31本塁打で4年連続の本塁打王にはなれなかった<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/09/21/kiji/K20140921008969520.html バレンティン“終戦” 4年連続本塁打王ならず渡米「悔しいが…」]スポーツニッポン2014年9月21日配信</ref>。その後、23日に帰国<ref>[http://www.yakult-swallows.co.jp/information/detail.php?article_seq=17701 バレンティン選手の帰国について]ヤクルト球団公式サイト2014年9月23日配信</ref>、10月日にアメリカ国内の病院で左膝の手術が行われた<ref>[http://www.yakult-swallows.co.jp/information/detail.php?article_seq=17743 バレンティン選手について]ヤクルト球団公式サイト2014年10月4日配信</ref>。