「トーハン」の版間の差分

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|資本金 = 45億円
|発行済株式総数 =
|売上高 = 連結 5,085億200万円、単体492,5億5700万円(2014年3月期)
|営業利益 = 連結 38億7000万円、単体60億2200万円(2014年3月期)
|純利益 = 連結 19億1000万円、単体22億1100万円(2014年3月期)
|純資産 = 連結 1,044億3000万円(2014年3月期)
|総資産 = 連結 3,373億1100万円(2014年3月期)
|従業員数 = 連結 2526名
|決算期 =
|主要株主 = [[講談社]]、[[小学館]]、[[文藝春秋]]、[[集英社]]、[[学研ホールディングス|学習研究社]]、[[新潮社]]、[[旺文社]]、[[東京三菱UFJ銀行]]
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[[1949年]]、[[日本出版配給]]株式会社を前身に'''東京出版販売'''として創業。以後出版物流通・[[出版取次|取次]]の分野ではコンピュータシステム・オンラインシステムの導入など、革新的なシステムを真っ先に取り入れるなど業界の最先端を進んでおり、出版物取次においては[[日本出版販売]](日販)と共に2大大手として知られている。[[1992年]]、[[コーポレートアイデンティティ|CI]]を導入し現社名となった。
 
[[セブン&アイ・ホールディングス]]との関わりが深く([[最高経営責任者|CEO]]である[[鈴木敏文]]トーハン出身者であることから同グループとの関わりが深く<ref>[http://www.labornetjp.org/news/2008/1229048005115staff01 「2015年現在トーハンが「セブン-イレブン」委託配本を拒否」](レイバーネット日本 [[2008年]][[12月11日]]役員でもある</ref>、セブンイレブンで扱われる雑誌・書籍はトーハンから配送されるものである。また、[[セブンネットショッピング|イー・ショッピング・ブックス(現・セブンネットショッピング)]]に関しては出資者の一つであるとともに、物流・在庫を一手に取り仕切っている。
 
出版流通改革を目指す「桶川計画」を発表、[[2005年]]には[[埼玉県]][[桶川市]]に世界最大級の書籍物流施設、「トーハン桶川SCMセンター」を開設した。
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いくつかの出版社が分野別に「図書目録刊行会」を結成して[[分野別図書目録]]を発行しているが、その事務所はトーハン内にある。
 
フランスで毎年行われている[[Japan Expo]]のオフィシャルパートナーであり、日本企業の出展窓口を務め、また会場の設営・管理に当たっている。
 
== 沿革 ==
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* [[2000年]]11月 - 「本の探検隊」を大幅にバージョンアップさせたオンライン書店、全国書店ネットワーク「e-hon」オープン。
* [[2012年]]12月 - [[ブックファースト]]を[[阪急電鉄]]より購入
* [[2014年]]12月 - [[KADOKAWA]]とオンライン書店、電子書店、リアル書店の3チャネルで連携を開始
* [[2015年]]1月 - [[Amazon.co.jp|アマゾンジャパン]]に定期雑誌(増刊・別冊を含む)、ムック、コミックスの新刊の供給を開始
 
== 大株主の状況 ==
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* 株式会社[[集英社]] 1.92%
* [[全国書店共助会]] 1.89%
 
== 子会社 ==
* [[ブックファースト]] - 書店
* [[デジタルパブリッシングサービス]] - 電子書籍、[[凸版印刷]]との合弁
* [[メディアパル]] - 出版社
* [[台湾東販]]
* [[ティー・アンド・ジー]]
* トーハン・コンサルティング
* トーハンロジテックス
* トーハン・メディア・ウェイブ
* トーハン・コンピュータ・サービス
* 協和出版販売
 
== トーハンへの「言論封殺」との批判 ==
[[2008年]]12月、トーハンが書籍『セブン-イレブンの正体』([[週刊金曜日]]取材班と[[古川琢也]]の共著)<ref>古川琢也・週刊金曜日取材班 『セブン-イレブンの正体』 金曜日 2008年12月 ISBN 978-4-906605-52-1</ref>の配本を取りやめたと週刊金曜日などが主張した。関係筋によれば、「セブン-イレブンの盟主である鈴木敏文氏がトーハンの取締役副会長を務めており、その告発本を扱うわけにはいかないと週刊金曜日側に通告してきた」という<ref name="facta">[http://facta.co.jp/article/200902061.html セブン‐イレブン批判本を「封殺」するトーハン](月刊『FACTA』[[2009年]]2月号) 2009年[[5月26日]]閲覧</ref>。しかしその後トーハンが当該出版物を配本中止を撤回・販売していることが確認できる<ref name>[http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/ListAll?cnt="facta"1&mode=speed&spKeyword=%83%5A%83%75%83%93-%83%43%83%8C%83%75%83%93%82%CC%90%B3%91%CC&pageNumber=0&totalCnt=1&dispCnt=20&button=btnSpeed 「セブン-イレブンの正体」]トーハン「e-hon」</ref>。
 
== 参考文献 ==
* 『よくわかる出版流通のしくみ 改訂版』(メディアパル、2009年)
* 「[http://www.tohan.jp/imagebox/67_kessan.pdf 平成25年度決算発表資料(pdf)]」
 
== 脚注 ==