「上智大学グリーフケア研究所」の版間の差分

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== 日本における意義 ==
現代の日本においては戦争やテロなどで死傷することはほとんどないが、年間で3万人を超える自殺者が出るをするという深刻な事態が続いている。その背景には、[[パワハラ]]や[[セクハラ]]などを伴い、心身の健康を損なうほど長時間にわたる[[サービス残業]]など過酷な労働環境、失敗することや失敗から再チャレンジすることが許されないビジネス上の慣行、[[債務]]の[[弁済]]を強要する[[債権回収]]者による過酷な取立て、ならびに学校教育現場においては[[携帯電話]]や[[インターネット]]などを悪用した陰湿な[[いじめ]]などが挙げられる。その上、最新の情報技術を悪用し、ストーカーの対象とされた人物が確信的に自殺に追い込むような、陰湿で執拗なストーカー行為も行われている。さらに、日本において自殺が「許容」されている(より深刻な場合は自殺することを事実上「強要」される)社会文化的背景として、日本においては[[キリスト教]]など[[アブラハムの宗教]]が定着していないことが考えられる。すなわち、アブラハムの宗教では自殺は明確に禁じられているが、日本において定着している[[神道]]や[[仏教]]では必ずしも明確に自殺を禁じていないことが考えられる。そこで、[[カトリック教会|カトリック]]系の大学である上智大学や聖トマス大学は、自殺を明確に禁止しているキリスト教の立場から、日本において自殺予防活動を積極的に行うことが社会的に求められていると考えている。無論、グリーフケア研究所がこの点で社会的に奉仕することは可能である。
 
== 外部リンク ==