「総当たり攻撃」の版間の差分

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[[コンピュータネットワーク]]に接続した[[パーソナルコンピュータ]]を含むコンピュータのアクセス権や利用権限・管理権限を奪い、データを書き換えたり不正な[[プログラム (コンピュータ)|プログラム]]を実行させるなど自分の意のままに操作し、管理者を困らせる[[クラッキング (コンピューター用語)|クラッカー]]も存在し、技術的には極めて程度が低い方法で、[[スクリプトキディ]]でも実行可能であるために、この方法を完全に防ぐことは難しい。
 
類似する暗号解読方法としては、「人間が発想するパスワード」はワンパターンな事が多いため、予め予想される候補を優先的に組み合わせて検証していく[[辞書攻撃]]等があり、一部ハッカーなどは「良く的中する効率が良い辞書」の育成の為に、「過去の流出したパスワードからの傾向性分析」などに血道をあげる者もおり、あるいはどちらの辞書が優秀か、ハッカー同士で競い合うケースもある。実際には、総当たり攻撃と辞書攻撃を組み合わせて、総当たりしつつも確率が高いワードから取り掛かり、時短を計るケースも多い
 
===2進法===
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ゆえに、もっとも原初的な方法論でありながら、時間的制約が無い、あるいは試行回数制限が無い場合など条件を満たせば、最も万能かつ普遍的に使う事が出来る方法である為、暗号解読あるいはサイバー攻撃の基礎とみなされる。
 
独立行政法人[[情報処理推進機構]](IPA)が2008年に行った試験によれば、パスワード解析には以下の時間が必要となる<ref>[http://www.ipa.go.jp/security/txt/2008/10outline.html ]</ref>。
 
{| class="wikitable"
|+ 使用できる文字数と入力桁数によるパスワードの最大解読時間
! 使用する文字の種類 !! 使用できる文字数 !! 4桁 !! 6桁 !! 8桁 !! 10桁
|-
! 英字(大文字、小文字区別しない)
| 26 || 約3秒 || 約37分 || 約17日 || 約32年
|-
! 英字(大文字、小文字区別)+数字
| 62 || 約2分 || 約5日 || 約50年 || 約20万年
|-
! 英字(大文字、小文字区別)+数字
| 93 || 約9分 || 約54日 || 約1千年 || 約1千万年
|}
 
上記試験に使用したパソコンはIntel Core 2 Duo T7200 2.00GHz、メモリ:3GB。パスワード解析に使ったアルゴリズムは未公開。また、ネットワーク経由でのものかどうかも不明。
 
== 問題点 ==