「スタンフォード監獄実験」の版間の差分

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== 概要 ==
[[1971年]][[8月14日]]から[[1971年]][[8月20日]]まで、アメリカ・スタンフォード大学心理学部で、[[心理学者]][[フィリップ・ジンバルドー]] (''Philip Zimbardo'') の指導の下に、[[刑務所]]を舞台にして、普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動してしまう事を証明しようとした実験が行われた。模型の刑務所(実験監獄)はスタンフォード大学地下実験室を改造したもので、実験期間は2週間の予定だった。
 
新聞広告などで集めた普通の大学生などの70人から選ばれた被験者21人の内、11人を[[看守]]役に、10人を[[受刑者]]役にグループ分けし、それぞれの役割を実際の刑務所に近い設備を作って演じさせた。その結果、時間が経つに連れ、看守役の被験者はより看守らしく、受刑者役の被験者はより受刑者らしい行動をとるようになるという事が証明された。
精神を錯乱させた囚人役が、1人実験から離脱。さらに、精神的に追い詰められたもう一人の囚人役を、看守役は独房に見立てた倉庫へうつし、他の囚人役にその囚人に対しての非難を強制し、まもなく離脱。
 
離脱した囚人役が、仲間を連れて襲撃するという情報が入り、一度地下1階の実験室から5階へ移動されるが、実験中の囚人役のただの願望だったと判明。<br />また、実験中に常時着用していた女性用の衣服のせいかは不明だが、実験の日数が経過するにつれ日常行動が徐々に女性らしい行動へ変化した囚人も数人いたという。
又実験中に常時着用していた女性用の衣服のせいかは不明だが、実験の日数が経過するにつれ日常行動が徐々に女性らしい行動へ変化した囚人も数人いたという。
 
=== 実験の中止 ===
* 岡本浩一『社会心理学ショートショート』(新曜社 「模擬監獄の人間模様―役割は人をこんなにも変える」という項でこの実験について概説している。)
* [[エーリッヒ・フロム]]『破壊 上―人間性の解剖』作田啓一・佐野哲郎共訳、紀伊国屋書店、1975年(ジンバルドーから著者エーリッヒ・フロムに渡されたレポートを記載。なおフロムは、本書において、この実験の実験方法とジンバルドーによる実験結果の解釈について批判を加え、この実験を一般化することに異議を唱えている)
 
== 関連映画 ==
* 『[[es (映画)|es]]』(エス):原題は''Das Experiment''([[ドイツ語]]で「実験」の意)。スタンフォード監獄実験の設定を元にした映画。監督[[オリヴァー・ヒルシュビーゲル]]。
* 『[[エクスペリメント (2010年の映画)|エクスペリメント]]』
 
== 関連項目 ==
* [[アドルフ・アイヒマン]]
** [[イエルサレムのアイヒマン]]
** [[ミルグラム実験]] - アイヒマン実験とも
* [[社会心理学]]
* 『[[es (映画)|es]]』(エス):)- 原題は''Das Experiment''([[ドイツ語]]で「実験」の意)。スタンフォード監獄実験の設定を元にした映画。監督[[オリヴァー・ヒルシュビーゲル]]。
* 『[[エクスペリメント (2010年の映画)|エクスペリメント]]』
 
== 外部リンク ==
* [http://www.prisonexp.org/ スタンフォード監獄実験公式サイト](英語)
* [http://www.stanford.edu/dept/news/relaged/970108prisonexp.html Stanford University News Service ](英語)
* [http://x51.org/x/06/04/2439.php 情況の囚人 - 1971年”スタンフォード監獄実験”とは]
* [http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/p330_1.html 奇跡体験!アンビリバボー:06.5.18放送分 ]
* [http://wired.jp/wv/2008/03/13/%e4%ba%ba%e3%81%8c%e6%82%aa%e9%ad%94%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e6%99%82%e2%80%95%e2%80%95%e3%82%a2%e3%83%96%e3%82%b0%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%83%96%e8%99%90%e5%be%85%e3%81%a8%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%b3/ 人が悪魔になる時―― - アブグレイブ虐待とスタンフォード監獄実験(1) | WIRED.jp]
 
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