「Small Computer System Interface」の版間の差分

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日本でも各種パソコンや[[ワークステーション]]([[PC-9800シリーズ]]、[[FMR]]/[[FM TOWNS]]、[[X68000]]や、また、日本国内で販売された[[Macintosh]]、[[サン・マイクロシステムズ|SUN]]など)で[[ハードディスクドライブ]] (HDD) や[[イメージスキャナ]]、[[CD-ROM]]、[[MO (記憶媒体)|MO]]などを接続する高速インタフェースとして使われてきた。[[PC-9800シリーズ]]や[[Macintosh]]では、SCSIが記憶装置や入出力装置の標準インタフェースとなっており、PC-9800シリーズではSCSI接続したMOディスクからも起動が可能であった。また、MacintoshではSCSI接続した本体を外付けハードディスクとして利用する、'''ターゲットディスクモード'''と呼ばれる仕様(接続先から起動も可能な仕様になっていた)も用意されている。FM TOWNSも登場時はSCSIを標準搭載としていた。これらの機種のように[[フロッピーディスクドライブ]]とHDDのいずれからも[[ブート|システムの起動]]に失敗した場合に、SCSI接続機器から「第三の選択肢」としてシステム起動を試みることができる仕様となっていたものもあり、当時潤沢ではなかったシステム資源を有効活用する面でも重要な選択肢として活躍した。
 
その一方で、[[PC/AT互換機]]では、内蔵HDDは歴史的に[[ST-506]]を始祖とする[[Advanced Technology Attachment#IDE|IDE]]が主流であり、主に外付けCD-ROMやMO等の接続の為に使用されていただけだった。CD-ROMについてはコスト削減のため、内蔵化され、[[SoundBlaster]]の[[松下寿電子工業|MKE]]や[[ミツミ]]、[[ソニー|SONY]]の独自接続規格を経て[[1996年]]頃からは[[Advanced Technology Attachment|ATAPI]]による接続が主流となった。
 
MOやイメージスキャナなど、他の外付け周辺機器についても[[2000年]]頃から[[ユニバーサル・シリアル・バス|USB]] 1.1(さらに[[2002年]]頃からは、より転送速度が速いUSB 2.0)や[[IEEE 1394]]に取って代わられた状況である。
複数のイニシエータを持つことが出来る事から、コンピュータクラスタのストレージ用バスとして使われている。ストレージを共有することで個々のストレージへのアクセスをモニタするオーバーヘッドを削減し、異常事態が生じて[[フェイルオーバー]]する時は最終状態が保存されているストレージにアクセスできるため瞬時にクラスタ構成要素を切り離したり代替する事ができた。これはIEEE 1394にも引き継がれている。
 
一般向けでもSCSIのハードディスクが多用されていた時代には<!--一般向け製品・販売がなくなったわけではない-->、ドライブユニットはIDEと同じで、制御基板のみ差し替えていた製品が多くを占めていたが、近年のSCSIハードディスクは、サーバでの使用が前提となっているため、専用設計となり、小口径プラッタ採用によるシーク速度性能の向上や、信頼性確保の為、IDEハードディスクとは文字通り桁違いの[[Mean Time To Failure|MTTF]](Mean Time To Failure: 平均故障時間]]を実現している。
 
また、IPネットワーク技術の進展にともない、SCSI機器をIPネットワーク経由で接続するための [[iSCSI]]という規格が[[Internet Engineering Task Force|IETF]] ({{Lang|en|Internet Engineering Task Force}}) において標準化されている。従来の[[ストレージエリアネットワーク]] (SAN) ではファイバチャネルが使われることが多かったが、コストが高くなりがちである、[[ファイバチャネル]]に精通した技術者が少ない、などの問題点があった。これに対し、IPネットワーク機器は広く普及しており、IP ネットワーク技術に関連した技術者も多いことから、iSCSIをベースとしたSANに対する注目が高まっている。