「完璧超人」の版間の差分

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完璧超人同士のタッグは例え組むのが初めてでも阿吽の呼吸など必要ないほどの強さを発揮する。また、『[[キン肉マンII世]]』では、タッグ戦は正義超人のようなコンビネーションの概念はなく、一人一人が100の力で圧倒しどんな窮地にたたれても、自力で乗り越えるという矜持が語られる<ref>ゆでたまご「剣山デスマッチ、再び!!」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 22』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2009年6月18日、ISBN 978-4-08-857505-6、38頁。</ref>。
 
以上のように、超人としての一つの理想を持った集団であったが、[[ネプチューン・キング]]の地球支配の野心や完璧とは名ばかりの心の卑しい者が多数出現し始めるようになる<ref>ゆでたまご「水中の死闘!!の巻」『キン肉マン 第33巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1987年8月15日、ISBN 978-4-08-851813-8、90頁。</ref>。宇宙超人タッグ・トーナメントにおける首領格のネプチューン・キングと[[ネプチューンマン]]の敗北により完璧超人は没落していき、『キン肉マンII世』では「下等超人」と呼び蔑んでいた[[悪魔超人]]や[[残虐超人]]たちと共に悪行超人組織d.M.p(デーモン・メイキング・プラント)として徒党を組むにまで至っている。
 
『キン肉マンII世』第二部「究極の超人タッグ編」では、喧嘩男ことネプチューンマンが再び完璧超人に戻り、完璧超人界復活を目指す。
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=== 一般の完璧超人 ===
* [[ネプチューンマン]]
: 元は喧嘩男(ケンカマン)。三属性超人不可侵条約調印締結式に出席した完璧超人の代表者で、正義超人軍に加勢したこともある。完璧超人の掟の変革を唱え始めたネプチューンマンを含めた主流派は、無量大数軍により一掃されている。
 
* [[スクリュー・キッド]]
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* [[マンモスマン]]
: 本来の歴史とは違い、([[ウォーズマン]]に起こされたことで)正義超人として登場したが、戦いの中で完璧超人に寝返る<ref>本来の歴史での所属は不明。</ref>。さらにネプチューンマンにも失望して、「絶対的な知性」を唱える謎のフード姿の男の下へ去る。
 
== 関連事項 ==
; 聖なる完璧の山(モン=サン=パルフェ)
: [[超人墓場]]の別名であり、[[北極海]]付近に存在する完璧超人の本拠地。
; 完璧の塔(トゥール=パルフェ)
: [[イタリア]]の[[ピサの斜塔]]が立っている場所にかつてそびえ立っていた完璧超人の総本山。完璧超人始祖が最初に集まり特訓を始めた聖地でもある。彼らが他属性の超人との接触を避けるために超人墓場に潜る際、その痕跡を消すために解体され、数億年後にその土地に住み始めた人間たちが完璧の塔に似せたピサの斜塔を築いたが、斜めに傾いているのはガンマンいわく人間や下等超人の不完全さの象徴だという。
; [[サグラダ・ファミリア]]
: 完璧超人始祖に関する重要な秘密があるとされる場所。完璧超人始祖たちは、むやみに荒らさせないためにこの地に住み始めた人間たちに啓示を与えて、永遠に完成しない教会を建てさせた。また、太古から秘密に気付いて荒らしに来た超人たちを始末するための処刑(キリング)リングも存在する。
; 完璧の巨像(パーフェクト・ジャイアント)
: かつての完璧超人繁栄の証のひとつであり、現超人閻魔の偉業を称えて建造された巨人像。古代の完璧超人たちは世界各所にこの像を建て、その前で超人レスリングを行っていた。地球の開闢以来初の[[コンクリート]]像であり、驚異の粘着力を誇る特殊素材「コンプリートコンクリート(完全なる人工石)」でできている。現在では完璧の塔同様に痕跡を消すためにシングマンによって破壊されており、[[ロドス島の巨像]]はその名残りとされる。[[ニューヨーク]]の[[自由の女神]]も完璧の巨像の記憶をもとに造られたものだが、人間の雑念が混入したために本来の像とは似つも似つかぬ女神像となったという。
; ゴールデンキャッスル
: 超人墓場から出奔したゴールドマンが地上の超人をまとめ上げるために本拠として作った道場であり、悪魔超人の始まりの地でもある。[[京都]]の[[鹿苑寺|金閣寺]]が建てられているあたりに存在していた。
; シルバーキャッスル
: ゴールドマンを追って超人墓場から出奔したシルバーマンが開いた道場であり、正義超人の始まりの地。京都の[[慈照寺|銀閣寺]]はその地に後から建てられた不完全な跡地だとされる。
 
== 補足 ==