「世阿弥 (能)」の版間の差分

'''世阿弥'''（ぜあみ）は、2013年より公演されている[[新作能]]の演目。

[[国立能楽堂]]開場30周年と[[世阿弥]]生誕650年を記念して[[哲学者]]の[[梅原猛]]によって書き下ろされた[[新作能]]<ref name="shien">{{citeweb|url=http://www.ntj.jac.go.jp/topics/nou/24/2269.html |title=スーパー能「世阿弥」試演会及び制作発表レポート |publisher=日本芸術文化振興会 |date=2013-02-01 |accessdate=2014-11-03}}</ref>。演出とシテは[[梅若六郎 (56世)|梅若玄祥]]、[[大槻文蔵]]や[[野村万作]]も出演し、[[2013年]]（[[平成]]25年）1月23日に[[京都観世会館]]で試演と制作発表が行われ<ref name="shien"/>、4月19日・20日に国立能楽堂で「スーパー能」と題して初演された<ref name="super-noh">{{citeweb|url=http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2013/1939.html |title=国立能楽堂開場30周年記念 特別企画公演 スーパー能・世阿弥 |publisher=日本芸術文化振興会 |accessdate=2014-11-03}}</ref>。物語においては[[能楽#能楽の担い手|シテ・ワキ・ツレ]]の区別がなく、台詞はすべて現代語、[[謡|地謡]]と[[囃子|囃子方]]がオーケストラピットに入るなど、他の新作能と比べてもかなりの違いがある<ref>{{citeweb|url=http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130527/wlf13052716300020-n1.htm |title=【ベテラン記者のデイリーコラム・亀岡典子の恋する伝芸】見た！梅原猛さん書き下ろしのスーパー能「世阿弥」 |publisher=MSN産経ニュース |date=2013-05-27 |accessdate=2014-11-03}}</ref>。また、作中で使用される[[能面]]は世阿弥の長子・[[観世元雅]]が[[天河大弁財天社]]に奉納した阿古父尉の面を写したものが使用された<ref name="super-noh"/>。