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[[神奈川県]]出身。兄は[[今井善衛]]元[[事務次官#経済産業事務次官(通商産業事務次官・軍需次官・商工次官)|通商産業事務次官]]。次兄は今井謙治(第1護衛隊群司令、海将補)。
 
[[ハリス記念鎌倉幼稚園]]、[[鎌倉第一小学校]]、[[東京都立日比谷高等学校|東京都立第一中学校]]、[[海軍兵学校卒業生一覧 (日本)#78期|78期]][[海軍兵学校 (日本) |海兵]][[予科]]中退を経て、1946年9月[[第一高等学校 (旧制) |一高]]入学。1952年3月[[東京大学法学部]]卒業後、[[富士製鐵]](新日鉄の前身)に入社。
 
入社直後から常務取締役までほぼ一貫して原料購買など業務畑を歩み、その間、[[新日鐵住金釜石製鐵所|釜石製鐵所]]には二度勤務する。財務担当の常務時代に固定費削減を訴え、[[高炉]]13基のうち5基を休止するなど徹底的な合理化を推進。社長就任時には「創業的大リストラ」として3000億円のコスト削減を打ち出し、[[アジア通貨危機]]など鉄鋼需要の激減時にも経常黒字を維持する強固な経営体質を築いた。