「テン・リトル・インディアンズ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
6行目:
[[1868年]]にアメリカの作曲家セプティマス・ウィナー([[:en:Septimus Winner|Septimus Winner]])により、"[[:en:Ten Little Injuns|Ten Little Injuns]]"というタイトルで[[ミンストレル・ショー]]向けに作詞・作曲された。
 
翌[[1869年]]には[[イギリス]]の作詞家フランク・J・グリーンによって翻案され、"Ten Little Nigger Boys"として有名となったが、Niggerという差別的な単語<ref>Niggerはアメリカにおける黒人に対する蔑称であり、当時のヨーロッパでは特に差別的なニュアンスを含む単語ではなかった。</ref>を含むため、1940年代以降は"Ten Little Indians(あるいはSoldiers)Soldier Boys)"と改められるようになった。
 
また、10人の少年たちが事故などで順にいなくなり、残された最後の一人も自殺する<ref>"Ten Little Niggers"の歌詞。アメリカ版の"Ten Little Injuns"では生き残って結婚する。</ref>という悲惨で残酷な歌詞であったことから、現在は大きく改変・簡略化されたバージョンのみが[[童謡]]として伝えられ、原曲が公の場で歌われることは少ない。