「トラクター」の版間の差分

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導入初期の輸入乗用型トラクターは10 - 20馬力級の小型が多かったが、[[1953年]](昭和28年)の[[農業機械化促進法]]施行にあわせ、次第に大きなものに変わっていった。また、[[1958年]](昭和33年)には[[小松製作所|コマツ]]WD50形、翌[[1959年]](昭和34年)には[[IHIシバウラ|シバウラ]]S17形、[[クボタ]]T-15形など国産の乗用型トラクタも現れている。
 
[[1960年代]]以降は乗用型トラクターの普及が進み、[[1970年代]]には、当初の歩行型トラクターを利用した部分的機械化体系から、乗用型トラクターを中心とした一貫的機械化体系への進展が見られている。[[1974年]](昭和49年)に337万台というピークを迎えた歩行型トラクターがその後やや減少に移るのに対し、乗用型トラクタの総数は[[1961年]](昭和36年)の7000台から、その10年後の[[1971年]](昭和46年)には26万7200台、[[1977年]](昭和52年)には83万2200台と大幅な増加を見せている<ref>数字は、山下惣一 (1986) 『土と日本人―農のゆくえを問う』NHKブックス.、西尾道徳・西尾敏彦 (2005) 『[[図解雑学シリーズ|図解雑学]] 農業』[[ナツメ社]].より。</ref>。そして、当初の共同所有から次第に戸別所有へと所有の形態も変化していった。
 
==== 近年の動向 ====