「ソグディアナ」の版間の差分

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内陸アジアの東西交通・南北交通の要衝であることから周辺勢力の侵入が著しく、さらに[[大月氏]]、[[康居]]、[[クシャーナ朝]]、[[エフタル]]、[[突厥]]など周辺の[[遊牧国家]]の支配を受けたり、[[サーサーン朝]]のもとでイランの支配に服したりした。住民のソグド人も交通の要衝であることや、強大な遊牧国家の傘下にあることを生かして交易活動に従事するようになり都市文明が繁栄する。
 
[[8世紀]]には[[アラブ人]]によって征服され、[[イスラム教]]を受容した。[[アラビア語]]では「川の向こう側にある地方」を意味する[[マーワラーアンナフル]]の名で呼び、やがてこの地名が定着する。イスラム時代には言語的に[[ペルシア語|近世ペルシア語]]を用いるようになって[[ソグド語]]が廃れ、イランとの文化的な繋がりをより緊密にした。後には言語的な[[テュルク]]化が進み、ペルシア語の一種である[[タジク語]]と[[テュルク諸語]]の[[ウズベク語]]が話されるようになって現代に至っている。
 
== ソグディアナの主な諸都市 ==