「マンホール」の版間の差分

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長らく出典を示すことができない記述を除去しました。
m ほぼ蓋の説明であるので整理
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'''マンホール'''({{lang-en-short|manhole}})は、地下の[[下水道]]・[[溝渠|暗渠]]・埋設された電気・通信ケーブルなどの管理(点検・修理・清掃・排気など)を目的として作業員が地上から出入りできるように地面にあけられた[[穴|縦孔]]である<ref name="dougu">[http://www.water.go.jp/honsya/honsya/referenc/siryou/dougu/21.html マンホール] 水資源機構</ref><ref name="jpo-card-L2">[https://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/pdf/card/L2.pdf 意匠分類定義カード(L2)] 特許庁</ref>。
 
manholeという語は、man(人)とhole(穴)を組み合わせた語である。アメリカ・カリフォルニア州の[[サクラメント (カリフォルニア州)|サクラメント]]では、1990年以降マンホールの公的な名称として「メンテナンス・ホール (maintenance hole)」を使用している<ref>[http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9C0CE7DB163FF937A15755C0A966958260 "Manholes by Another Name"]. ''[[The New York Times]]'', June 24, 1990. Accessed December 19, 2008.</ref>([[ポリティカル・コレクトネス]]を参照)。日本語では'''潜孔'''・'''人孔'''<ref name="dougu"/>といった訳語があるが、[[建設]]業界や[[官公庁]]を除きあまり用いられていない
 
電気・通信に関するものでは、、大型のもののみをマンホールと呼び、それより小さいものは'''ハンドホール'''と呼んで区別している。類似するものにはCCBOX([[電線共同溝]])がある。
日本語では'''潜孔'''・'''人孔'''<ref name="dougu"/>といった訳語があるが、[[建設]]業界や[[官公庁]]を除きあまり用いられていない。
 
== 概要 ==
*[[{{main|マンホールの蓋]]}}
マンホールは地表開口部を有するものであるが蓋の有無を問わない<ref name="jpo-card-L2"/>。しかし、通常、マンホールの開口部には人が誤って落ちないように[[蓋]]がしてある。[[マンホールの蓋]]は、風で飛ばされたり、盗難されたり、勝手に開けて中に入られたりするのを防ぐ目的、また、上に車両などの重量物が乗っても耐えるために、[[鉄]]で作られている。[[鋳鉄]]のものが多い。形状は[[円 (数学)|円形]]が多いが、これは蓋が穴の中に落ちないようにするためである<ref name="dougu"/>。
 
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蓋の表面は、車などが通行する場合に滑ることを防止するため凸凹がある。単なる凸凹ではなく意匠としての紋様が描かれていることが多い。管理者が[[自治体]]の場合、その自治体の花や郷土芸能などの様子が描かれていたり、市章が入っている。ペンキ等で彩色されている場合もある。
 
電気・通信用のものの場合、重要用途のものでは蓋に[[鍵 (道具)|鍵]]をつけて、下水道用等の蓋を開けるのと同じ金具では開かないようにしている場合ある。また、大型のもののみをマンホールと呼び、それより小さいものは'''ハンドホール'''と呼んで区別している。類似するものにはCCBOX([[電線共同溝]])がある。
 
{{main2|マンホールの蓋については、「[[マンホールの蓋]]」の項を}}
 
== 事件・事故 ==
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== 関連項目 ==
{{Commons|Category:Manholes}}
*[[マンホールの蓋]]
*[[真実の口]](古代ローマ時代の下水溝の蓋とされる)
*『[[man-hole]]』([[安田顕]]主演、[[鈴井貴之]]監督の映画)