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== 動物の精子 ==
[[動物]]の精子は[[卵子]]に比べて小さく、運動能力を有した雄性生殖細胞である。精子の構造は、遺伝情報である核[[デオキシリボ核酸|DNA]] のつまったを含有する頭部、[[ミトコンドリア]]の集合した中片部、さらに[[中心小体]]から伸びた軸糸からなる尾部から構成されている。中片部および尾精子の頭は、[[鞭毛]]構造をとっており、それを振動させることにより運動している。頭部の端は[[アクロソーム]]と呼ばれ、卵子の細胞質を覆ってい[[糖タンパク質]]である透明帯を通過するために必要部位が存在し、様々な[[タンパク質]][[分解]]酵素(アクロシン、ヒアルロニダーゼ)含有されてい。受精において、先体の形態的変化[[先体反応]]構造存在、卵子の細胞質を覆っている[[糖タンパク質]]である透明帯の通過に関与ると考えられている。一方、中片部および尾部は、[[鞭毛]]構造をとっており、それを振動させることにより運動している。精子には、卵子の位置を把握する何らかの機構(ためおいなど、卵子や卵丘細胞から分泌される誘因物質する機能が備わっていると考えられている。また、[[Y染色体]]をもつ精子はもたない精子より素早く動くことが出来るが、寿命は短いと考えられている。
 
[[受精]]のメカニズムは未だ不明な部分が多く、精子が能力を得るために必要な受精能獲得や運動パターンの変化である超活性化などについて現在でも多くの研究が行われている。卵子細胞膜との融合のために精子側で必要な[[分子]]として、[[日本人]]の[[研究者]]らにより[[Izumo (タンパク質)]]の存在が[[2005年]]に報告された。