「ヒドロキシルラジカル」の版間の差分

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'''ヒドロキシルラジカル''' (hydroxyl radical) は[[ヒドロキシ基]](水酸基)に対応する[[ラジカル (化学)|ラジカル]]である。•OH と表される。いわゆる[[活性酸素]]と呼ばれる分子種のなかでは最も反応性が高く、最も[[酸化]]力が強い。[[糖質]]や[[タンパク質]]や[[脂質]]などあらゆる物質と反応する。しかし、その反応性の高さゆえ通常の環境下では長時間存在することはできず、生成後速やかに消滅する。
 
[[過酸化水素]]への[[紫外線]]の照射や、酸性条件で過酸化水素と二価の鉄化合物を触媒的に反応させる方法([[フェントン反応]])によって生成される。
 
人体からヒドロキシルラジカルを除去する物質には[[カロテノイド|ベータカロチン]]、[[ビタミンE]]、[[尿酸]]、[[リノール酸]]、[[システイン]]、[[フラボノイド]]、[[グルタチオン]]など[[抗酸化物質]]がある。
 
OHラジカルは、[[パナソニック]]、[[ダイキン]]など数社が各種[[家電製品]]に採用していると主張している。
 
== 関連項目 ==