「双葉社」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
エンジェル出版を若干補強。終了誌のアクション系派生誌の数点にndl出典。
→‎エンジェル出版: 「エンジェルコミックス」レーベルで刊行される双葉社雑誌の具体的例示、同レーベルでのゾーニングマークの扱いについて補強。
309行目:
'''エンジェル出版'''は、主として[[成人向け漫画|成年コミック]]を取り扱う関連会社として[[1998年]]に設立された<ref name="angel-gaiyou"><font color="red">※参照先のサイトは18禁※</font>[http://www.angelweb.jp/company.html エンジェルクラブ - 会社概要]</ref>。営業部部員は双葉社の社員が兼務し、社長は双葉社取締役の梓沢雅治が務める<ref name="angel-gaiyou"/>。[[成人向け漫画|成年向け漫画雑誌]]『'''ANGEL倶楽部'''('''エンジェルクラブ''')』を主に発行し<ref>[http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000106776-00 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|エンジェルクラブ Angel倶楽部(エンジェル出版)1990]</ref>、同誌を母体とする単行本レーベルとして「'''エンジェルコミックス'''」がある<ref>[http://iss.ndl.go.jp/books?any=%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9 国立国会図書館サーチ|簡易検索結果|「エンジェルコミックス」に一致する資料]</ref>(同誌および同レーベルの創刊は1990年)。
 
ただし、エンジェル出版の設立直後に[[成人向け漫画|成年向け漫画]]作品の移管が全面的に行われた訳ではなく、2000年代に入ってからも「[[成人向け漫画#出版側の自主規制|成人指定マーク]]」なしのコンビニ売り誌『[[メンズヤング]]』や『メンズアクション』などその掲載作品の単行本に関しては、引き続き双葉社から刊行されていた。双葉社の<!--看板誌である-->『漫画アクション』が<!--[[2003年]]から一年間休刊するなど一般向け部門が-->低迷した時期には実質的に漫画部門を成人向け作品が占めていた実情などもあわせ、双葉社の主力レーベル「アクションコミックス」は一般向け作品と成人向け作品が特に区別されていない渾然とした状態が続いた。
 
[[2012年]]以後、成人向け作品の単行本は全面的にエンジェル出版の取り扱いに変更されている(た。これにより、掲載誌が双葉社発行でも掲載作品の単行本化はエンジェル出版の発行となり、版元が異なるのが常態となっている。この変更が行われた過渡期に発表されていた作品の一部には、続刊中にレーベル変更になった作品もある{{Refnest|group="注"|name="Comics-Action-Angel"|単行本『淫戯の果て』全2巻は、第1巻が双葉社〈アクションコミックス〉より刊行され、第2巻がエンジェル出版〈エンジェルコミックス〉より刊行された<ref>[http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023558324-00 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|淫戯の果て(双葉社)2012] ※第1巻</ref><ref>[http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024285658-00 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|淫戯の果て(エンジェル出版)2013] ※第2巻</ref>。}}。“エンジェルコミックスで刊行される双葉社発行雑誌”としては、おもに『[[アクションピザッツ]]』系列の各誌が該当する
 
2012年から2014年の時期においては、成年コミック指定のある『エンジェルクラブ』掲載作品の単行本は「成年コミック」マークつき、指定のない『アクションピザッツ』系掲載作品の単行本はマークなしという大まかな住み分けがなされていたが、2014年6月以降は後者に対して「18未満」マークの適用が開始された{{Refnest|group="注"|name="Comics-Angel-18X"|単行本『人妻女教師まいんさん』第1巻(2014年6月17日発売)が新規マーク「18未満」適用の第1号となる<ref>[http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025516319-00 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|人妻女教師まいんさん(双葉社)2014] ※第1巻</ref>。}}。
 
== 脚注 ==