「Internet Relay Chat」の版間の差分

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2014年8月現在、「IRCnet」や「FriendChat」をはじめとする多くのIRCネットワークでは、暗黙の了解としてよく使われる文字コードは"[[ISO-2022-JP]]"である。これは電子メールでよく使われる文字コードで、単に"JISコード"などと呼ばれるものだ。IRCサーバーに接続した際、自動的に送られてくるデータの中に"MOTD"と言う、サーバーのメンテナンスや何かが起こった時の連絡先などが書かれていることの多いデータがあるのだが、それが"ISO-2022-JP"で書かれている(ほかの文字コードで接続すると文字化けする)ことから確かめることができる。
 
もちろん、他の文字コードを採用したり、「暗黙の了解」ではなく公式として利用する文字コードを指定しているIRCネットワークもある。例えば「irc.cre.jp系IRCサーバ群」では、"[[UTF-8]]"を採用している。旧称「TRPG.NET系」ISO-2022-JPでは、一般的に環境依存文字いう名呼ばれる一部通り[[TRPG]]文字(丸付き数字や絵文字など)や、日本語以外文字(ハラインセッショグルなど)が相手のコピュータ使わ正しく再生さないことがあるが、UTF-8は多く、公式ダイス(サイ環境依存文字や多言語にも対応している文字ロ)などの汎用ボードである。チャットを楽しんでいる最中に余計な文字化けで水を差されること存在すまれにあが、この問題を気にせずに済む<ref>http://www.cre.ne.jp/services/irc/botsservers</ref>ネットワークであるが、このボットが出力する文字コードが"UTF-8"なのである。サーバーは文字コードに関係なく動作しても、ボットは文字コードが違うとコマンドをうまく認識できるとは限らないのだろう
 
またクライアントソフトによっては、複数の文字コードを選択できるようになっている<ref>例えばLimeChat2(2.40)の場合、ISO-2022-JPやUTF-8を含め、全部で6種類の文字コードに対応している。</ref>。接続先のIRCネットワークやチャットする相手が使っている文字コードによって、適宜使い分けることが可能である。