「周祖謨」の版間の差分

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『唐五代韻書集存』(2冊, 中華書局1984)は、[[敦煌]]などで発見された[[切韻]]系韻書諸本30種をまとめて解説つきで影印出版した著作で、この種の著作の集大成であるが、残念ながら印刷の質が非常に悪い。
 
『方言校箋』(巴黎大学北京漢学研究所1951、のち科学出版社1956)は伝統的な『[[方言 (書名辞典)|方言]]』研究を集大成し、さらに諸本を集めて校勘を行った重要な著作である。この種の著作にはほかに『[[爾雅]]校箋』(1984)、「[[釈名]]校箋」(『文史』47期、1998)、『[[洛陽伽藍記]]校釈』(1956)などがある。
 
周祖謨の主要な論文のうち15本が『漢語音韻論文集』(商務印書館1957)として出版され、後にそれらを含む『問学集』(2冊, 中華書局1966)にまとめられた。『切韻』の成立に関する基本的な論文として有名な「切韻的性質和它的音系基礎」などは『問学集』に含まれている。