「免疫グロブリンM」の版間の差分

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==医療的な重要性==
[[感染]]の初期に発現し生体防御の初段階を担う抗体はこのIgMに属すいずれか抗体で、それらは症状が進むと再び発現するようになる。またIgMに属す抗体はヒトの[[胎盤]]を通過できない。
 
これらの2つの生物学的性質によって、IgMは[[感染症]]の診断に用いられる。患者の血清の中にIgMが見つかると感染症に罹っていることを意味する。また[[新生児]]の血清から見つかると、[[先天性風疹]]など[[子宮]]内での感染があったことが分かる。