「数え年」の版間の差分

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現在でも習慣的に数え年を使用している高齢者(特に[[昭和一桁]]生まれ以前の世代)は多いがそれ以外の年齢層が数え年を用いるのは[[占い]]や伝統行事、[[享年]]などの限られた場面のみとなっている。
 
本来、数え年で行われてきた伝統行事である[[七五三]]や[[年祝い]]([[古稀]]・[[喜寿]]など)も数え年・満年齢のいずれで祝ってもよいとされていることが多い。この場合、原則として数え年・満年齢のいずれを用いても同じ数字の年齢で行われるが、外的に還暦の場合のみ数え年で行う場合は61歳、満年齢で行う場合は60歳と行われる年齢の数字が異なる。ただし[[厄年]]には数え年を使い、「満年齢」を使うことはほとんどない。なお葬祭の際に記す「[[享年]](行年)」は[[法事|仏式]]や[[神道]]では数え年が使われるが、近年現在では満年齢が使用されつつある。「一周忌」を除く、「[[年忌|年回忌]]」の数え方は現在も数え年に準じている。
 
また、日本の[[競走馬]]の年齢([[馬齢]])も最近1990年代頃まで数え年によっていた。しかし[[2001年]]からは馬齢の国際表記に従って、「生まれた年を0歳、(新たに1月1日を迎える毎に)1歳加齢する(=数え年から1を引いたもの)」とすることになった。つまり加齢日は現在も一律に1月1日であり、馬齢=「満年齢」ではない。他の分野の後年の例では、[[ジャイアント馬場]]の[[全日本プロレス]]([[1972年]]創業)で[[1981年]]に10周年記念イベントを実施したほか、[[1989年]]に馬場([[1960年]]デビュー)の30周年記念試合を実施した例がある。なお、馬場の30周年記念試合は[[1990年]]にも実施された。
 
== 数え年、満年齢、周年の違い ==