「協和音と不協和音」の版間の差分

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== 解説 ==
ここで取り扱う協和音とは基本的に西洋古典音楽において美しいとされてきた[[振動数比]]を持つ[[音程]]を持った和音、不協和音とは同じく西洋古典音楽おいて美しくないとされてきた振動数比を持つ音程を持った和音を指す。西洋古典音楽において協和音とされてきた音程は、振動数比が単純な整数比に近い音程だったことがわかっているおり、例えば[[完全一度]](振動数比は1対1で完全に同じ[[音高]])、[[完全八度]](振動数比は1対2)、[[完全五度]](振動数比は2対3)、[[完全十五度]](振動数比は1対4)、[[完全四度]](振動数比は3対4)などがある。他に[[長三度]]や[[短三度]]も協和音にされることもあるが、特に短三度は低音域では不協和音と見なされるように、振動数比が同じでも音高によっては協和音とされない場合もある。またどこまでを協和音としてどこまでを不協和音とするのかについては、学説的な立場によって捉え方に違いがあって統一されていない。ただ一般に[[短二度]]や[[長二度]]や[[長七度]]や[[短九度]]などは不協和音とされる。
 
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