「ヴィルレー」の版間の差分

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ヴィルレーはロンドーに似て、各[[スタンザ]]は2つの[[韻]]を踏み、あるスタンザの最後の韻は、次のスタンザの最初の韻と同じになる。最初と最後の部分が同じになるため、楽曲構造全般としては、常に不変のAbbaA形式となる。この形式は、イタリアの[[バッラータ]]と同じである。
 
最も有名なヴィルレー作曲家は、[[ギヨーム・ド・マショー]]である。マショーは自作の詩に曲付けした。マショーのヴィルレーは33曲が現存する。その他の主要な作曲家に、ヴィルレー草創期の[[ジャノ・ド・レスキュレル]]や、ヴィルレー末期の[[ギヨーム・デュファイ]]らがいる。
 
15世紀半ばまでに、ヴィルレーは音楽と縁遠くなり、大量のヴィルレーやロンドー、バッラータが作詞されたが、曲付けされることを意図されなくなったり、あるいは音楽が失われたりした。