「南部煎餅」の版間の差分

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普通に弘前方面でも食べられています。
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'''南部煎餅'''(なんぶせんべい)は、[[小麦粉]]を原料にした[[煎餅]]の一種。八戸[[南部氏]]が藩主家だった旧[[八戸藩]]地域に伝承の焼成煎餅である。
 
[[南部地方 ([[青森県)|青森県南部地方]]、[[岩手県]]全域<!--北部に限らない-->が主な生産・消費地で、同地域の名物となっている。
 
==由来==
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== 歴史 ==
元々は八戸藩で作られた非常食である。現在は[[青森県]]と隣接する[[岩手県]]にまたがる地域、そして[[北海道]]にも存在する。
 
旧[[弘前藩]]側の[[津軽地方]]では'''津軽煎餅'''・'''八戸煎餅'''と呼ぶ。これは青森県西側に位置した[[弘前藩]]初代藩主・[[津軽為信]]は元々主[[南部家]]の家臣であり、南部家の領土の一部を後の[[弘前藩]]として独立した為、南部家支配下時代の風習がそのまま残った事に由来する。
 
== 概要 ==
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近年では、八戸せんべい汁研究所が、八戸せんべい汁としてブランド化を図って活動をしており、八戸市を中心とした近隣の[[居酒屋]]や飲食店ではせんべい汁を提供する店が増えている。
 
なお、[[東京都|東京]]に所在する[[キー局]]などが製作したテレビ番組で「青森県民が食する」と紹介されることも多い。実際には、前述したように旧南部領に属する青森県南部地方と岩手県県北地方での[[郷土料理]]であり、[[津軽藩]]側の[[津軽地方]]にはあまり浸透していない。
 
==商標登録==