「テーセウス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
25行目:
しかし、彼は帰路の途中、[[ナクソス島]]に寄った際に、アリアドネーと離別してしまった。これは、アリアドネーに一目惚れした[[ディオニューソス]]([[バックス]]/バッカス)が彼女を[[レームノス島]]に攫ってしまったために、行方が分からなくなり、止むを得ず船を出港させたとも、薄情なテーセウスがアリアドネーに飽きたため、彼女を置き去りにしたとも言われている。
 
テーセウスは生贄の一人としてクレータ島へ向かう時、無事クレータ島から脱出できた場合には喜びを表す印として船に白い帆を掲げて帰還すると父王アイゲウスに約束していた。しかし、テーセウスはこの約束を忘れてしまい、出航時の黒い帆のまま帰還した。これを見たアイゲウスは、テーセウスが死んだミーノータウロスに殺されたものと勘違いし、絶望のあまり海へ身を投げて死んだ。その後、アイゲウスが身を投げた海は、彼の名にちなんで[[エーゲ海]]と呼ばれるようになった。
 
=== その他の冒険 ===