「MACアドレス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
→‎グローバルアドレスとローカルアドレス: 登録料は割り当て量(MA-L, MA-M, MA-S)や社名を秘密にするかで異なり、また年度により改定がある。割り当て量も24ビット固定でなく3通りある。
14行目:
先頭[[8ビット|オクテット]]のビット0x02がグローバルアドレスとローカルアドレスを識別するビットで、GLビットと呼ばれる。OFFであればグローバルアドレス、ONであればローカルアドレスであることを示している。また、先頭オクテットのビット0x01がユニキャストとマルチキャストを識別するビットで、IGビットと呼ばれる。詳細は、英文記事の[[:en:MAC address#Address details|MAC address#Address details]]を参照。
 
グローバルアドレスの場合、上位3オクテットはネットワーク製品の製造者が、世界中のMACアドレスの管理を行なっている[[IEEE]]に1,650米ドルの料金を支払って、割り当てと登録を受けており、いる。上位3オクテットは'''OUI'''(Organizationally Unique Identifier)と呼ばれる<ref>[[日経NETWORK]] 2006年9月号「ネットワークの基礎 MACアドレス」p.82</ref>。 '''OUI'''を割り当てられた各製造者は下位3オクテットは各製造者が独自に重複しないように割り当てており、1つのOUIの割り当てを受けることで1677万7216個の製品に個別のMACアドレスが割り振れる。この仕組みにより、原則として、MACアドレスは世界中で唯一の番号となる。IEEEではOUIの登録データをWebで検索できるようにしている。
 
[[IPv4]]では、MACアドレスと[[IPアドレス]]の相互変換には、[[Address Resolution Protocol|ARP]]や[[Reverse address resolution protocol|RARP]]という[[通信プロトコル|プロトコル]]を用いる。[[IPv6]]では、MACアドレスとIPアドレスの相互変換には、[[Internet Control Message Protocol for IPv6|ICMPv6]]で規定されている[[近隣者発見プロトコル]] (Neighbor discovery, NDP)を用いる。