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* [[江戸時代]]に出版された百科事典『[[和漢三才図会]]』に、「'''野槌蛇'''」の名称でツチノコの解説がある。
* [[1972年]]、作家の[[田辺聖子]]が、ツチノコ捕獲に情熱を燃やす作家[[山本素石]]をモデルとした小説『すべってころんで』を発表。ツチノコの名が全国的に知れ渡ることとなった<ref name="shogeki" />。
* [[1973年]]、ツチノコに遭遇した経験を持つという漫画家の[[矢口高雄]]が、ツチノコをテーマとした漫画『幻の怪蛇バチヘビ』を発表{{Sfn|伊藤|2008|pp=198-199}}。ツチノコブームのきっかけを作った<ref name="shogeki" />。なお、同作品は『[[釣りキチ三平]]』と共に、[[1974年]]の第4回[[講談社出版文化賞]]を受賞している
* [[1974年]]、漫画『[[ドラえもん]]』においてツチノコを描いたエピソード「ツチノコさがそう」が雑誌「小学五年生」に掲載され、翌[[1975年]]には「ツチノコ見つけた!」が「小学六年生」に掲載された。後に『ドラえもん』が[[台湾]]へ輸出されたことで、台湾の多くの学生たちにはツチノコの姿として、これらの作中で漫画風にアレンジされたツチノコのイメージが定着している{{Sfn|伊藤|2008|pp=204-214}}。
* [[フジテレビ系]]バラエティ番組、[[奇跡体験アンビリバボー]]では、太平洋戦争当時の日本軍が捕獲し、軍の研究所で飼育、観察されていたとされるツチノコの話題を取り上げた。不鮮明ながら、モノクロ写真とされる物も残されている。死後解剖された際の結論は、毒の成分から考えて[[ニホンマムシ]]の亜種だったと記されている。