「棘皮動物」の版間の差分

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== 外部形態 ==
基本的には五放射相称の形を取る。実際にはヒトデ類やクモヒトデでは成長するに連れて軸を増加させる例、分裂によって減少する例もある。この五つの対称軸は主に[[水管系]]の配置によって決まっている。五本の放射水管からは体外に[[管足]]が並び、この列のある位置を歩帯、それらの間を間歩帯という。棘皮動物は小さな[[骨片]]の集まった構造を持ち、その一部は体外にあって鱗や棘として配置するが、それらの配置もこの軸と密接に関連する。
 
口は体の一端にあり、これが歩帯の配置の中心となる。現生の多くの群では口を下にするが、ウミユリ類ではこれを上に向け、ナマコ類では前方を向く。肛門は口の反対側が多いが、ウミユリ類では同じ側に開く。