「ベビーベッド」の版間の差分

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'''ベビーベッド'''([[和製英語]])({{Lang-en-short|infant bed, cot}}、{{Lang-en-us|crib}})は、[[乳児]]のための[[ベッド]]のことである。{{Lang-en-us|crib}}といった場合は、家畜に飼料をやるための「[[かいば桶]]、まぐさ桶」といった意味や「家畜小屋」の意味も持つので注意。語源的には、{{Lang|en|cottage}}と関連したものである。
 
ベビーベッドは、新生児が少し動くようになって、もはや[[揺り籠]]、新生児用かご型ベッド({{Lang|en|bassinette}})の中に置くのは安全ではないと思われるようになったところ段階から使われる。[[西洋]]では、日本のように乳児と[[添い寝]]する習慣が一般的でないため、乳児を寝かせるためのベビーベッドを使用する家庭が多い。
 
ベビーベッドは、乳児をベッドの中に留めておくために設計されている。両側の側板は幼児がよじ登ることができないくらいの高さにし、足場も設けられていない。重心は低く、幼児が多少成長してベッドの中で転んだりしても、揺り籠よりも安定して、倒れにくくなっている。
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== その他 ==
古くから親が乳児と[[布団]]で添い寝していた日本においては、ベビーベッドはその名の通り[[西洋文化]]の[[家具]]の一つであった。[[高度経済成長#日本の高度経済成長|高度経済成長]]を迎える頃までの日本では、歩行ができるようになった[[乳児]]が起きている時に立ち回って怪我などしないように[[藁]]を編んで作った「[[エジコ]]」や「いずみ」と呼ばれた容器に上半身を出し、立たせて留めおいた。また藁は[[断熱材]]でもあり「いずみ」は[[木]]製おひつをさらに小さな[[布団]]などでくるみ[[ごはん]]の保温器としても使われた<ref>{{Cite web|url=http://dac.gijodai.ac.jp/vm/virtual_museum/database/page2/0972-0091m.html|title=いずみ|publisher=[[岐阜県]][[郡上市]]明宝歴史民俗資料館|accessdate=2009-02-01}}</ref>。
 
== 関連項目 ==