「光束発散度」の版間の差分

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{{物理学}}
'''光束発散度'''(こうそくはっさんど、{{Lang-en-short|luminous radiance}})とは、広がりを持った[[光源]]の表面上の点から放出される光の明るさを表す[[物理量]]である。[[国際単位系]](SI)における[[単位]]は[[ルクス]](記号: lx)または[[ルーメン]]毎[[平方メートル]](記号: lm m{{sup-|2}})が用いられる。
 
光束発散度は人間の感じる量を表す[[心理物理量]]のひとつである。
光束発散度は人間の感じる量を表す[[心理物理量]]の1つであり、[[照度]]と同じ[[量の次元|次元]]をつが、照度は光を照らされる側の指標であり、光束発散度は光源側の指標である。
 
== 定義 ==
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== 特徴 ==
広がりを持った光源における概念であるため、通常は点光源とみなせるもの(遠方の[[星]]など)では考慮しない。光束発散度は光源表面上の点ごとの明るさであり、光束は表面全体からの光の明るさである。例えば、直径3cm、発光部の長さ50cmの蛍光灯において、25cm だけ黒い布で覆ってしまうと、全体としては当然暗くなり、って光束は半分になる。しかし、蛍光灯のそれぞれの部分ごとの明るさは布で覆われていない部分では変わらないため、そこでの光束発散度は変化しない。また、全体で同じ光束を放射する星でも大きい星であれば光束発散度は小さく、小さい星であれば光束発散度は大きくなる。
広がりを持った光源における概念であるため、通常は点光源とみなせるもの(遠方の[[星]]など)では考慮しない。
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光束発散度は光源表面上の点ごとの明るさであり、光束は表面全体からの光の明るさである。
<!-- == 脚注 ==
例えば、直径3cm、発光部の長さ50cmの蛍光灯において、25cm だけ黒い布で覆ってしまうと、全体としては当然暗くなり、光束は半分になる。しかし、蛍光灯のそれぞれの部分ごとの明るさは布で覆われていない部分では変わらないため、そこでの光束発散度は変化しない。また、全体で同じ光束を放射する星でも大きい星であれば光束発散度は小さく、小さい星であれば光束発散度は大きくなる。
 
<!-- == 脚注 ==
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* [[光束]]
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<!-- == 外部リンク == -->
 
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[[Category:物理量]]
[[Category:光学]]
 
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