「アウディ・S8」の版間の差分

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[[アウディスペースフレーム|ASF]](アウディ・スペース・フレーム)という[[アルミ]]製のスペースフレームにアルミパネルを架装するオールアルミボディ。トップラグジュアリの雰囲気と卓越したパワーを融合している。
 
搭載される[[エンジン]]は気筒あたり[[マルチバルブ|5バルブ]]の4.2L [[V型8気筒]][[DOHC]]。3ステージ可変管長[[インテークマニホールド]]、[[可変バルブ機構]]などが採用されるこのユニットは、360仏馬360PS/7,000rpm、トルク43.9kgm/3,300rpmのパワーとトルクを発生する。駆動方式はアウディ伝統のクワトロ(トルセン式フルタイム[[四輪駆動|4WD]])で、[[ステアリング]]でも操作が可能な5速[[オートマチックトランスミッション|AT]](ティプトロニック)が組み合わされる。サスペンションもオール全[[アルミニウム]]製で、フロント/4リンク・リヤ/トラペゾイダル([[ダブルウィッシュボーン式サスペンション|ダブルウイッシュボーン]])式。
 
インテリアはフラグシップモデルにふさわしく[[レザー]]/[[エクセーヌ|アルカンターラ]]表皮の電動シート、エアクオリティ・センサー、フロント/リア・シートヒーターなども装備する。安全機構としてデュアル&サイド&ヘッドレベル[[エアバッグ]]、[[横滑り防止機構|ESP]](エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)、EBD付き[[アンチロック・ブレーキ・システム|ABS]](アンチロック・ブレーキ・システム)、テンショニングシステム付きシートベルトなどを標準で装着。盗難防止装置として[[イモビライザー]]を採用する。
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2002年に初代S8の生産が終了した後、4年後の2006年6月にシングルフレームボディとして生まれ変わった。新型アウディS8は[[東京モーターショー]]で発表された。
 
アウディの歴史で初めて[[V型10気筒]]エンジンを採用するモデル。FSI([[ガソリン直噴エンジン]])技術により、この新型5.2L [[V型10気筒]]エンジンは最高出力450仏馬力450PS/7,000rpm、最大トルク55.1kgmを発揮。わずか2,300rpmという低い回転速度ですでに最大トルクの90%を発生する。最新世代のクワトロ・フルタイム4WDシステムと6速AT(ティプトロニック)を組み合わせている。また、初代同様アウディ独自の軽量なASF(アウディスペースフレーム)コンセプトを採用したアルミボディを組み合わせた。
 
インテリアには、[[デンマーク]]の最高級音響機器メーカーである[[バング&オルフセン]]が初めて開発した専用「'''B&Oアドバンスドサウンドシステム'''」を標準装備する。スポーツアダプティブエアサスペンションに、Sスタイリング20インチアルミホイールを装着する。日本では右ハンドル仕様も輸入された。車両価格は1,485万円。
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2011年のフランクフルトモーターショーにて発表。このS8にはアウディでは初である[[気筒休止エンジン|シリンダーオンデマンド]]を採用し、高速道路などでの走行中に8気筒のうち4気筒を休止する機能が付いており、さらにアイドリングストップ、エネルギー回生システムも採用し、アウディではのアルミボディを組み合わせたASF(アウディベースフレーム)も採用された。
エンジンは最高出力は382kW(520仏馬力)382kW(520PS)、最大トルク650Nm/1,700-5,500rpmを発生する4.0L [[V型8気筒]]ツインターボエンジン。アウディならではのクワトロ・フルタイム4WDと、トランスミッションでは8速AT(ティブトロニック)も採用。全輪駆動の大型セダンにして0-100km/h加速は4.2秒、最高速度はリミッター搭載で250km/hである。
 
インテリアには、ティプトロニックパドルシフト&ステアリングヒーター付本革 巻き3スポーク マルチファンクション ステアリングホイールを標準装備。「'''Audi drive select'''」という機能には5つの走行モードに切り替えることが可能である。ホイールには21インチアルミホイールを標準装備している。日本でのハンドル位置は右/左である。車両価格は1,580万円。