「青ナイル川」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
m 222.10.26.70 (会話) による ID:55470784 の版を取り消し
22行目:
 
タナ湖に流入する支流はいくつかあるが、青ナイル川の水源は[[アムハラ州]]の標高2,744mにある{{仮リンク|ギシュ・アバイ|en|Gish Abay}}の[[泉]]であると考えられている。ここから{{仮リンク|小アバイ川|en|Lesser Abay River}}(Lesser Abay River)が北に流れタナ湖に注いでいる。
青ナイルは、最終的には[[スーダン]]の首都[[ハルツーム]]で白ナイル川と合流し、その後は[[ナイル川]]として[[エジプト]]を流れ[[アレキサンドリア]]で[[地中海]]に注ぐ。名称は一年の大半において、水が白ナイル川の(灰色に濁った)水よりも透明に見えることに由来しているとされているが、色が方角を表しているという説もある。(青は東、赤は南、白は西、黒は北)
 
青ナイルが白ナイルと合流するまでの長さは、1,460kmや1,600kmなどと様々な報告例がある。その不正確さは、青ナイル川が[[エチオピア高原]]を、[[グランド・キャニオン]]にも匹敵する1,500mの深さに削り取り、その渓谷の谷底を流れていることなどが一因とされる。青ナイルの800kmほどはエチオピア国内を流れる。青ナイル川は、タナ湖から[[エチオピア]]国内を最初は南へ、次に西へと流れ、そして[[南スーダン]]へと北西に向きを変えていく。タナ湖から30kmのところで青ナイル川は長さ400kmほどの峡谷に入るが、この峡谷はエチオピア国内の南北の交通や通信にとってかなりの障害なっている。