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仏説大自在天子因地経(北宋・施護訳)によると、大自在天は[[崑崙山]]に烏摩妃ととも住んでおり、遠い過去の仏の出世の時に四人の修行者がいて発願し、それぞれが[[梵天王]]、[[那羅延天]]、大自在天、仏世尊になったという。
また、彼の大自在天の所生は此身甚だ希有なりと説き、彼は梵天より人間に下降して寒林中の幻化という餓鬼女と交わり、自らその子
尚、この大自在天が生まれた時、鬼神衆や諸天梵天があつまり彼を礼拝したが、その時に[[梵天王]]は自らの五つの頭の一つが醜悪であったためそれを奪うことを願い、大自在天は大鷹身に変じて頭を一つ摘去したという。故にその手に梵天の頭を持つとしている。<ref>『仏説大自在天子因地経』の諸説。(天人之眾見彼梵天。具其五頭內一醜惡。眾懷驚恐心生熱惱。告大自在天。可能為我截去彼頭。大自在天告天眾曰。若截彼頭令我獲得殺梵天罪。天眾復言。如有過罪我等分受。時大自在天許之言得。尋即自變為大鷹身。以其手爪摘去一頭。是故大自在天。於其手中持梵天頭。一切天人婆羅門眾普遍皆知。)</ref>
== 男根信仰 ==
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