「ル・マン式スタート」の版間の差分

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'''ル・マン式スタート'''(ル・マンしきスタート)とは、[[自動車]]・[[オートバイ]]等のレースでスタートする際に、[[ピット (サーキット)|ピット]]もしくはホームストレート前にグランドスタンドを向くように一列に並べられた出走車両に向かって<ref name="technic-ch1">『俺だけの運転テクニック』pp34-63「チャンピオンテクニックをキミに直伝する」</ref><ref name=as150408 />、スタートの合図でグランドスタンド側からコースを横切って<ref name="japanteaminlemans-27">『ルマン 伝統と日本チームの戦い』pp.27-154「ルマン24時間レースの歴史」</ref>乗り込みスタートする方式<ref name="technic-ch1" />のことである。
 
== 自動車レースでの退潮 ==
その後自動車の始動性、乗り込みやすさなどを評価する観点から採用されたが、[[シートベルト]]を装着しないでスタートするドライバーがいたり<ref name="japanteaminlemans-27" />、後方の車両が早く出て混乱する<ref name="japanteaminlemans-27" />など危険が多いことが知られていた。
 
1969年のル・マン24時間レースにおいて[[ジャッキー・イクス]]がスタートの危険を避けるため<ref group="注釈">当時は「大芝居」と言われたが、本人にそのような意図はなかったという。</ref>にゆっくり歩いて乗り<ref name="technic-ch1" />、シートポジションを確認し<ref name="technic-ch1" />、シートベルトを装着し<ref name="technic-ch1" />、精神的に落ち着き<ref name="technic-ch1" />、他の44台が走り去った後に出発した<ref name="technic-ch1" />。この時も最初の周回中にジョン・ウルフ(''John Woolfe'' )が乗る[[ポルシェ・917]]の10号車がメゾン・ブランシュを曲がりきれずに土手に突っ込みジョン・ウルフが死亡する事故となっている<ref name="technic-ch1" />。{{main|1969年のル・マン24時間レース}}
 
このことからル・マン24時間レースでも[[1971年のル・マン24時間レース]]から通常の[[ローリングスタート]]<ref name="technic-ch1" /><ref name=as150408>[http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=64401 WEC、全戦で“ル・マン式”スタート進行を採用] - オートスポーツ・2015年4月8日</ref>となり、その後はバイクレースでのみ使われるようになっている。
 
ただしその後も、「スタート前のセレモニー時に、グランドスタンドを向くようにマシンを一列に並べる」スタイルはル・マン24時間レースで引き続き採用されており、[[FIA 世界耐久選手権]]でも、[[2015年]]よりシリーズ全戦で同スタイルによるスタート前セレモニーを行う<ref name=as150408 />。
 
== 注釈 ==