「庄内藩」の版間の差分

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==概要==
転封の多い譜代大名にあって、庄内藩酒井氏は転封の危機に晒されはしたものの、江戸幕府による転封が一度もなかった数少ない譜代大名の一つである。庄内藩は、藩史に見られるように藩主・家臣・領民の結束が固い。これは[[本間光丘]]による[[藩政改革]]に端を発している。この藩政改革以後、領民を手厚く保護する政策が基本姿勢となり歴代藩主はこれを踏襲した。領民もこれに感謝の念を抱いていた。このため、他藩にはあまり類のない、領民の運動による三方所替えの危機回避や、戊辰戦争後の藩主召還の献金などが行われたのである。
 
歴代藩主では、[[老中]]となった[[酒井忠寄]]と、[[戊辰戦争]]を戦った[[酒井忠篤 (庄内藩主)|酒井忠篤]]が著名である。