「M249軽機関銃」の版間の差分

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;Mk.46Mk46 Mod0
:USSOCOMにより、SPWにさらなる改良が加えられたモデル。Mk.46Mk46と後述のMk.48Mk48は、共に[[アメリカ海軍特殊戦コマンド|海軍特殊戦コマンド]](NAVSPECWAR)での使用を想定したモデルであった。Mk.46Mk46はSPWと同様に重量を減らすべくキャリングハンドルや弾倉取付部、車載銃架取付基部などが除去されていたが、銃床は通常モデルと同様のプラスチック製銃床が取り付けられている。また、ピカティニー・レールを取り付けられたフォアグリップの形状もSPWとは若干異なる。銃身はSPWよりも軽量のものか、厚みがありフルート加工済の銃身のいずれかを取り付ける<ref name="Pushies-2004-88">{{harvnb|Pushies|2004|p=88}}</ref>。
 
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File:U.S. Army Ranger, 2nd Battalion, 75th Ranger Regiment providing Overwatch in Iraq 2009.jpg|[[イラク戦争]]中、Mk.46Mk46機関銃を使用する[[第75レンジャー連隊 (アメリカ軍)|第75レンジャー隊員]]([[2008年]]11月撮影)
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;Mk48
;Mk.48
{{Main|{{仮リンク|Mk.48Mk48機関銃|en|Mark 48 machine gun}}}}
:USSOCOMの要求により開発されたモデルで、[[7.62x51mm NATO弾]]を使用するMk.46Mk46の派生型である<ref name="Pushies-2004-88"/>。公的には軽量機関銃(Light Weight Machine Gun, LWMG)に分類されており、[[M60機関銃]]の派生型であるMk.43Mk43 Mod0/1を更新するべく採用された。[[アメリカ軍]]において、M60機関銃を原型とする各種の機関銃は、より重量のあるM240機関銃の派生モデルよりも携帯性に優れたため、[[歩兵]]用の中機関銃として広く使用されてきた。しかし、M60機関銃は設計当初より信頼性の低さが問題視されており、各種派生型でもそれは変わらなかった。[[1990年代]]半ばに行われた試験を通じ、アメリカ陸軍はM60機関銃をM240機関銃の軽量化モデルであるM240B[[汎用機関銃]]で更新することを決定した。ところが、標準のM240B機関銃は信頼性こそ優っていたものの、銃身を取り付けた場合の重量が{{convert|22.5|lb|kg|abbr=on|0}}、全長が{{convert|49|in|mm|abbr=on|0}}もあった。一方、アサルト・バレルとして知られる短銃身を取り付けたM60機関銃は重量が{{convert|22.5|lb|kg|abbr=on|0}}、全長が{{convert|37.7|in|mm|abbr=on|0}}であり、NAVSPECWARはM60機関銃シリーズからM240B機関銃への更新に対し非常に消極的であった。[[2001年]]、NAVSPECWARでは新規機関銃の調達を決定し、[[FNハースタル|FN]]社によりM249のスケールアップ版(重量{{convert|18.5|lb|kg|abbr=on|0}}、全長{{convert|39.5|in|mm|abbr=on|0}})が設計された。この新設計モデルはM60機関銃シリーズよりも軽量で信頼性も高く、また、操作は既存のM249と大きく変わらなかった。[[2003年]]8月、この新設計がMk.48Mk48として採用された<ref name="WorldGuns.ru">{{Citation | last = Popenker| first = Maxim | title = Modern Firearms – Mk 48 model 0 7.62&nbsp;mm Lightweight Machinegun (USA)| url = http://world.guns.ru/machine/mg38-e.htm| doi = | accessdate =2009-04-29 }}</ref>。
 
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File:Mk 48 PEO Soldier.jpg|Mk.48Mk48機関銃
File:Airman firing Mk 48 near FOB Mehtar Lam.jpg|Mk.48Mk48機関銃を構える[[アメリカ空軍|空軍]]の兵士
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