「都市国家」の版間の差分

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初期の都市国家は、都市周辺の農地・牧地において食をまかなう自給体制であったが、隣接する都市国家どうしでの交易がはじまると、交易に専従し、都市生活者の食をまかなうに十分な農地・牧地を持たない都市国家も成立した。
 
[[日本]]では[[加茂岩倉遺跡]]、[[吉野ヶ里遺跡]]の発見から、[[弥生時代]]に都市国家群を形成していたと推定できる。近年は[[三内丸山遺跡]]の発見により、[[縄文時代]]にまで起源が遡ることとなった<ref>[[#井沢ら編著 1995|井沢ら編著 1995]] {{要ページ番号|date=2015年4月}}</ref>。
 
人間が都市国家を形成する時代になっても、都市国家に参加しない人々もいた。古代中国においては、そういう人々は[[野人]]と呼ばれた。