「ニホンヤモリ」の版間の差分

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主に民家やその周辺に生息する。都市部では個体数が多く郊外では少なくなり、少なくとも日本では原生林には生息しない。食性は動物食で、[[昆虫]]や[[クモ]]、[[ワラジムシ]]などの陸生の[[節足動物]]を食べている。天敵は猫等の[[哺乳類]]の他、[[鳥類]]、[[ヘビ]]をはじめとする[[爬虫類]]である。[[夜行性]]で、昼間は壁の隙間等で休む。獲物目当てに灯火の周りに現れることが多く、驚くと壁の隙間等の狭い場所へ逃げ込む。[[ニホントカゲ|トカゲ]]や[[ニホンカナヘビ|カナヘビ]]同様、驚いたり敵に捕まりそうになると尾を[[自切]]することがある。切れた尾は分離後10分程度くねくねと動いたり跳ねたりする等非常に複雑な動きをする。尾は再生されるものの完全に元の状態に戻るわけではなく、元の尾と再生尾とでは視認できる程度の違いがある。冬になると壁の隙間や縁の下等で[[冬眠]]する。
 
繁殖形態は卵生で、5-月から9月にかけて1-3回に分けて1に2個ずつの粘着質に覆われた卵を木や壁面に産みつける。卵は1ヶ月半から2ヶ月程度で孵化する。
 
== 人間との関係 ==