「黒部の太陽 (テレビドラマ)」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
|||
1行目:
{{ドラマ}}
『'''黒部の太陽'''』(くろべのたいよう)は、
==1969年版 ==
17行目:
| 企画 =
| 製作総指揮 =
| 監督 = 吉田憲二<br />渡邊祐介<br />[[鈴木清順]]<br />[[若杉光夫]]
| 演出 =
| 原作 = [[木本正次]]
| 脚本 =
| プロデューサー =
| 出演者 = [[寺田農]]<br />[[吉田日出子]]<br />[[石原裕次郎]]<br />[[松下達夫]]<br />[[宍戸錠]]<br />[[芦田伸介]]
| 音声 =
| 字幕 =
32行目:
| 特記事項 =
}}
[[1969年]][[8月3日]] - [[10月12日]]
映画版と比べ、人間ドラマに重点を置かれており、建設への情熱から関係者の家族愛まで様々な人間模様が描かれている。
{{節stub}}
=== キャスト===
* 技師・脇坂:[[寺田農]]
* 芳沢の娘・悦子:[[吉田日出子]]
* 地質学技師・曽根:[[石原裕次郎]]
* ダム建設事務所次長・芳沢:[[松下達夫]]
* 移動販売車・店主:[[伊藤雄之助]]
* 山垣社長:[[芦田伸介]]
* [[有馬稲子]]
* [[宇野重吉]]
* [[宍戸錠]]
* [[斎藤美和]]
石原裕次郎、宇野重吉、芦田伸介は映画版にも出演していた。映画版においては、石原は熊谷組の若手技術者を演じた<ref>[http://www.eibunren.or.jp/SF/shortfilm-5-2.html 吉原順平「ショートフィルム再考-映画館の外の映像メディア史から・Ⅴ(承前)」]</ref>。<!-- 以下、不明とされる箇所をコメントアウト。詳細が明らかになったら加筆をお願いします。-->
=== スタッフ ===
* 原作:[[木本正次]]([[講談社]]
* 監督:吉田憲二、渡邊祐介、[[鈴木清順]](第5話)、[[若杉光夫]]
* 脚本:[[岩間芳樹]]、渡邊祐介、[[石松愛弘]]、横光晃
43 ⟶ 57行目:
* スクリプター:槙坪夛鶴子
* 製作:民芸映画社、[[萬年社]]、日本テレビ、[[石原プロモーション]]
=== 備考 ===
* 映画版のフィルムが無断で[[インサートカット]]されて本放送時に問題になり、プロデューサーが映画製作者に謝罪することとなった。
* 第5話「男の中には鳥がいる」は、スポンサーの[[日産自動車]]から「主人公が車に撥ねられるシーンが好ましくない」とクレームがあり、放送中止になった。
* 第7話「へんな奴」も、日産自動車から「他社の車が出ている」とクレームがあり、放送中止に。
* 第9話・第12話は自動車を凶器と考える描写があるとして撮り直しになった。
* 伊藤雄之助・店主の移動販売車は[[トヨタ自動車]]「[[トヨタ・トヨエース|トヨエース]]」
* トンネル出水シーン撮影のためのセットは東京都練馬区大泉学園駅近郊に設置された。
* 雪山シーンのロケーションは長野県戸隠高原の飯綱山スキー場および新潟県越後中里駅近郊にて実施された。
* 撮影当時の飯綱山スキー場においては[[ヤマハ発動機]]が国産初のスノーモビルの長期耐用試験を実施中であったが、ヤマハ発動機はロケーション機材の搬送やスタッフ、俳優の移動のために、開発中の複数台のスノーモビルを提供して撮影支援を行った。なお、当時の飯綱山スキー場にはリフトはまだ設置されていなかった。
* 撮影隊によるスノーモビルの過酷な使用により「そり」の折損などトラブルが多発したが、ヤマハ発動機は迅速な支援体制を敷いていた。
{{前後番組|
99 ⟶ 97行目:
| 原作 = [[木本正次]]
| 脚本 = [[大森寿美男]]
| プロデューサー = [[鈴木吉弘]]<br />[[保原賢一郎]]<br />[[菊地裕幸]]
| 出演者 = [[香取慎吾]]<br />[[小林薫]]<br />[[深田恭子]]<br />[[勝地涼]]<br />[[泉ピン子]]<br />[[津川雅彦]]
| 音声 = [[ステレオ放送]]
| 字幕 = [[文字多重放送|字幕放送]]
110 ⟶ 108行目:
| 特記事項 = [[テレビ大分]]は3月22日(第1部)と3月28日(第2部)に放送。
}}
[[フジテレビジョン|フジテレビ]]開局50周年記念ドラマ特別企画として
[[2009年]][[11月18日]]に[[ポニーキャニオン]]より前・後編と映像特典を収録した[[ボックス・セット|DVD-BOX]] (PCBC-61634) が発売された。
=== キャスト ===
※エンドロールではキャストは
; [[熊谷組]]・倉松班
* 倉松仁志(親方):[[香取慎吾]] - モデルは笹島建設会長の[[笹島信義]]。
* 沢井甚太:[[勝地涼]]
* 島崎哲蔵:[[火野正平]]
* 石川伸也(ノブ):[[趙珉和]]
* 山下護(マモル):[[木村昇 (俳優)|木村昇]]
* 沢井甚五郎:[[國村隼]]
; [[関西電力]]・黒四建設
* 滝山薫平(黒四建設事務所次長):[[小林薫]] - モデルは[[芳賀公介]]。
* [[太田垣士郎]](関西電力社長):[[中村敦夫]] - 当初は、[[原田芳雄]]が演じる予定だった。
* 林昭太郎(関西電力副社長):[[竜雷太]]
* 芦田昌章(関西電力常務):[[平泉成]] - モデルは[[芦原義重]]。
* 平岡栄太郎(黒四建設事務所所長):[[小野武彦]]
*
* 武川毅(黒四建設事務所次長・宇奈月支所長):[[大鷹明良]]
*
*
* 根岸弘泰(黒四建設事務所庶務課副長):[[柳葉敏郎]]
*
*
; 熊谷組
*
*
*
; 滝山家
* 滝山ふじ江:[[風吹ジュン]]
* 滝山幸江:[[綾瀬はるか]]
* 滝山響子:[[末永遥]]
* 滝山光子:[[志田未来]]
; 倉松家
* 倉松ツル:[[泉ピン子]]
* 倉松の父:[[春田純一]]
; その他
* 川口文子:[[深田恭子]]
*
*
* 大町の地主・源吉:[[田中邦衛]]
*
* 若一王子神社の氏子総代会長:[[山田明郷]]
* 「青葉」の女将:[[杉村暁]]
*
*
* キャバレーの客:[[若山慎]]
* ある家族の母親:[[木村多江]]
* :[[歌澤寅右衛門]]
*
=== スタッフ ===
* 制作統括:[[大多亮]]
*
*
* プロデュース:[[鈴木吉弘]]、[[保原賢一郎]]、[[菊地裕幸]]
* 演出:[[河毛俊作]]
*
*
*
* 特撮:[[特撮研究所]]
* VFX:[[ピクチャーエレメント]]、[[Motor/lieZ]]、[[マリンポスト]]、[[アンシブルタイトル]]、[[日本映像クリエイティブ]]、[[早稲田大学]]芸術科学センター・安藤紘平研究室
* ミニチュア:[[マーブリングファインアーツ]]、[[ミューロン]]
* 協力:[[関西電力]]、[[熊谷組]]、[[笹島建設]]
=== 考証不足な点 ===
* 関西電力の社旗の色違い。現在の社紋の色は赤だが、建設当時は海老茶色であった。
* エピローグでの川口文子、倉松ツル、滝山幸江、木塚一利の集合写真撮影の際に使用されたカメラ
* ハーフカメラを使用して撮影しているファインダーが縦位置でない表現がある。
* [[黒部ダム]]は設計当初通常の[[アーチ式コンクリートダム|アーチダム]]であった。しかしダム本体工事中に起きた南フランスの[[マルパッセダム]]決壊の影響から設計変更が加えられ、現在の形であるアーチの両端にウィングダムを付ける形に設計変更された。ドラマでは滝山光子が黒部ダムの完成を夢見てダムの絵を描くが、その絵は現在のウィングダムを持つアーチダムの形状である。時系列を考えると彼女の死後にこの設計変更は行われているので明らかに矛盾する。
* 劇中に登場するジープは俗に言う「招き猫フェンダー」である。建設当時発売されていたタイプは「ストレートフェンダー」のものであり、「招き猫フェンダー」タイプの発売前。
== 出典 ==
{{Reflist}}
== 注釈 ==
{{Reflist|group="注"}}
== 外部リンク ==
|