「高齢者所在不明問題」の版間の差分

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== 概要 ==
[[2010年]](平成22年)[[7月29日]]に、[[東京都]][[足立区]]に住む[[1899年]](明治32年)生まれの「111歳男性(報道当時)」が[[白骨化]]した状態で発見されたことを契機として、[[高齢者]]が[[戸籍]]や[[住民票]]などの公的記録上は存在しているが、実際には生死または実居住地などの確認が取れなくなっている例が多数存在していることが明らかになった。戸籍上200歳の人が存在していたといった例に加え、[[住民登録]]が抹消されていない事例については、年金給付の不正受給([[詐欺罪]])や死体遺棄([[遺棄罪|保護責任者遺棄致死罪]]、[[死体遺棄罪]]の[[公訴時効]]はそれぞれ5年と3年)など複数の問題が発覚している<ref>{{Cite news|url= http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100827/crm1008272259031-n1.htm|title= 【所在不明高齢者】不正受給、厳しく対処方針|newspaper= MSN産経ニュース|publisher= [[産経新聞]]|date= 2010-08-27|accessdate= 2010-10-23|archiveurl= https://web.archive.org/web/20100901191840/http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100827/crm1008272259031-n1.htm|archivedate= 2010-09-01|deadlinkdate= 2015-05-17}}</ref>。
 
2010年8月27日に発表された[[厚生労働省]]のサンプル調査によると、85歳以上の年金受給者のうち3%に不正受給の疑いがあることがわかった<ref>{{Cite press|url= http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000nks5-img/2r9852000000nkud.pdf|title= 85歳以上の現況届を出して年金を受給している方に係るサンプル調査について|publisher= 厚生労働省|date=2010-08-27|accessdate= 2010-09-08|format= PDF|archiveurl= https://web.archive.org/web/20130327195854/http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000nks5-img/2r9852000000nkud.pdf|archivedate= 2013年3月27日}}</ref>。また、2010年9月1日時点で[[住民基本台帳]]から確認される100歳以上の高齢者の数は44,449人であるのに対し、面会など本人確認により所在、存命が確認できた者は23,269人(前年度比1,666人増)となっている<ref>{{Cite press|url= http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000roq6.html|title= 百歳高齢者に対する祝状及び記念品の贈呈について|publisher= 厚生労働省老健局高齢者支援課|date= 2010-09-14|accessdate= 2010-10-23|format= PDF|archiveurl= https://web.archive.org/web/20110523211638/http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000roq6-img/2r9852000000rorn.pdf|archivedate= 2011年5月23日}}</ref>。