「エアーボット」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
1行目:
'''エアーボット(Aerialbots)'''は、'''『[[戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー]]』'''に登場した架空の航空部隊。[[サイバトロン]]に所属する。
 
== 概要 ==
初登場は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』第43話「ベクターシグマの鍵 PART II」より登場
 
コンコルドやハリアーなどの飛行機に変形するサイバトロン初の航空部隊である。5体が合体する事により、合体戦士'''スペリオン / Superion'''となる。
14行目:
 
=== エアーボットとコンボイの関係 ===
コンボイの発案によって誕生したエアーボットだが、彼らとコンボイの関係はこれに留まるものではない。それは第60話「ひきおこされた戦争」にて描かれた「ある事件」である。エアーボットがデストロンの罠により過去へ飛ばされた際、飛ばされた900万年前のセイバートロン星にて、エネルギー集積所で働く青年オライオン・パックスと出会う。だが、オライオン・バックスはエネルギー集積所を襲ったデストロンにより、恋人のエイリアルともども瀕死の重傷を負ってしまった。エアーボットはオライオン・パックスとエイリアルを長老アルファートリンの元に運び込み、蘇生を行わせた。こうして、エイリアルはエリータ・ワンに、オライオン・パックスはコンボイとして蘇ったのである。
 
つまり、コンボイの発案によって誕生したエアーボットが、コンボイ誕生のきっかけとなっていたのである。また、この経験をきっかけにエアーボットはサイバトロンとして戦う決意を固めたのであった。
22行目:
: 声 - [[西村知道]] /HM - [[山口健]] /ザ・リバース - [[立木文彦]] / 英 - [[チャーリー・アドラー]]
: エアーボット部隊の指揮官で生真面目な性格。前身であった輸送機の頃は低空飛行しかしたことがなかったために高所恐怖症だったが、[[テックスペック]]によると、他者に構っている間はそういった自分のことを忘れてしまうという。コンボイはこれを見抜き、「私にいい考えがある」とあえて彼をエアーボット部隊の指揮官に任命。任務をこなすうちに恐怖症を克服していった。人間や空を飛べないサイバトロン戦士を軽蔑する他のメンバーを諭すなど、リーダーとしての指揮力も遺憾なく発揮する。
: アエロスパシアル / BAC [[コンコルド]]超音速旅客機に変形する。機体下面の静電気バッテリーに、空気中の分子から取り除いた電子を15万ボルトまで貯え、機種から強力な稲妻を放電する。静電放射ライフルが武器。スペリオンに合体する際には胴体に変形する。
 
; 航空戦略家スカイダイブ / Skydive
: 声 - [[喜多川拓郎]] /OVA - [[城山堅|城山知馨夫]] /2010 - [[戸谷公次]] /HM - [[佐藤正治 (声優)|佐藤正治]] / 英 - ローリー・ファソ
: エアーボット部隊の中では冷静で頭脳派。スリングと共に飛行機泥棒に捕まり、デストロンの元に潜入した事がある。テックスペックでは、一度見た[[マニューバ]]を、身体能力の許す限り忠実に再現するという特技を持つ。
: ロッキード・マーチン [[F-16 (戦闘機)|F-16]]ファイティングファルコンに変形する。レーザー誘導式ミサイルを搭載しており、ネガ・ガンが武器。スペリオンに合体する際には右脚に変形する。
:; シルバーボルト以外の4人は、スペリオンの手足として自由に合体できる([[スクランブル合体ロボ|スクランブル合体システム]])。
; 偵察員ファイアーボルト / Fireflight
: 声 - [[城山堅|城山知馨夫]]、[[塩屋翼]](48話、60話、OVA)/2010 - 堀内賢雄 /HM - [[龍田直樹]] / 英 - ジェフ・マッコイ
: ままでとぼけた感じの性格。しばしば現場に到着するのが遅れる事も。テックスペックによると、注意力散漫で、「俺が飛ぶと、どんな敵も無事じゃすまない…味方も(When I'm flying, no enemy is safe -- nor friend.)」とモットーにあるところを見ると、本人も一応自覚はあるようだ。
: マグダネル・ダグラス [[F-4 (戦闘機)|F-4]]ファントムに変形する。可燃性のファイアーフォッグミサイルを搭載しており、光子置換銃が武器。スペリオンに合体する際には右腕に変形する。
: OVA『スクランブルシティ発動編』では合体フォーメーションを間違えた事で(本人ファイアーボルト曰く「ややっこしくていけないぜ」)、仲間を窮地に陥らせてしまう。
; 副官スリング / Slingshot
: 声 - [[鈴置洋孝]]、堀内賢雄(43話、60話、2010) / HM - [[平野正人]] / 英 - [[ロブ・ポールセン]]
: エアーボット部隊の副官。前身はスペースシャトルだったが、現在の姿も気に入っている。サイバトロンに加入した当初は、シルバーボルト以外のエアーボット全員が、他の仲間を軽蔑したり、デストロンに憧れたりしており、特にスリングはアイアンハイドに突っかかるなど部隊の代表のような存在だった。しかし、改心した後は武器用コンソールを失っても、仲間を守るためコンバットロンに立ち向かうなど、その攻撃性を勇敢さに変えて活躍する。
: テックスペックでは、自慢屋である反面、あまり自分に自信が持てないのだという。
: マグダネル・ダグラス / BAe AV8 [[ハリアー II (航空機)|ハリアー]]に変形する。ニ連式の迫撃砲を装備しており、中性子ライフルが武器。スペリオンに合体する際には左腕に変形する。
; 戦士エアーライダー / Air Raid
: 声 - [[堀内賢雄]]、[[片岡弘鳳|片岡弘貴]](60話) /2010 - [[速水奨]](6話)、[[江原正士]](15話)、塩屋翼(20話)/ 英 - ロブ・ポールセン
: 部隊の中で最も好戦的な性格であり、高飛車な言動で相手を挑発する。テックスペックによると、誘爆による一網打尽を狙える長距離攻撃を好むという。
: マグダネル・ダグラス [[F-15 (戦闘機)|F-15]]イーグルに変形する。空対空熱追尾ミサイルを搭載しており、トルクライフルが武器。スペリオンに合体する際には左脚に変形する。
; 合体戦士スペリオン / Superion
: 声 - 西村知道 /HM - 山口健 / 英 - [[フランク・ウェルカー]]→エド・ギルバート、[[ゲイリー・チョーク]]([[トランスフォーマー G-2|G2]]玩具CM)
58行目:
その後もサイバトロン航空戦力として活躍し続けるが、終盤において[[ウルトラマグナス]]、スロットルボットと共に宇宙ペストに感染し、チャー達を戦闘不能に追い込み、ガーディアンに宇宙ペストを伝染させる。
 
『[[トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ|ザ☆ヘッドマスターズ]]』では地球サイバトロン部隊として登場第6話「悪魔の隕石接近」ではガルバトロンが作ったメタモルフォーゼ星により苦戦を強いられる。
 
『[[トランスフォーマー ザ・リバース|ザ・リバース]]』ではセイバートロン星を襲撃したデストロンと戦うが、シックスショット1人に撃墜される。その後ブレストオフに全滅させられ、パワーパックを抜かれて廃棄されるが、プラズマエネルギーの起こした太陽エネルギーの吸収により復活している。