「エレキテル」の版間の差分

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源内は電気の発生する原理を陰陽論や[[仏教]]の[[火一元論]]などで説明しており、[[電磁気学]]に関する体系的知識は持っていなかったとされ、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の科学者[[ベンジャミン・フランクリン|フランクリン]]が行った実験の情報が伝わっていたとも考えられている。日本でも見世物や医療器具として利用されたが、主に好奇による注目であった。また、[[寛政の改革]]による贅沢の禁止や出版統制などにより、電気に関する科学的理解・研究は後の開国以降や明治期まで停滞することとなった。
 
源内製造とされるエレキテルが現存しており、[[1997年]]([[平成]]9年)[[6月30日]]に国の[[重要文化財]](歴史資料)に「エレキテル平賀家伝来」として指定された。これは現在、[[東京都]][[千代田区]]の[[逓信総合博物館]](ていぱーく)に一基収蔵されている。なお他に平賀源内先生遺品館([[香川県]][[さぬき市]])にも蓄電瓶がない一基現存しているが、蓄電瓶がない
 
== 関連項目 ==