「東京大地震マグニチュード8.1」の版間の差分

特撮の予算は約3,000万円<ref>{{Cite journal |和書 |author = 冠木新市 |authorlink = 冠木新市 |date = 1994-11-30 |journal = 君もゴジラを創ってみないか―川北紘一特撮ワールド |page = 120 |publisher = [[徳間オリオン]] }}</ref>。田中に映画『[[ゴジラシリーズ]]』の[[アーカイブ]]を使わぬよう指示されていた川北は、3か月かけて[[東京大地震]]の[[リアリティ]]あふれる[[映像]]を作った<ref name = cinema1384/>。炎上する東京のシーンは東京郊外の造成地にミニチュアを配置し、大クレーンと移動車で撮影<ref name =　特撮魂>{{Cite journal |和書 |author = 川北紘一 |authorlink = 川北紘一 |date = 2010-1-22 |journal = 特撮魂 ~東宝特撮奮戦記~ |page = 137 |publisher = [[洋泉社]] }}</ref>。炎の[[竜巻]]は大きな[[プール]]に火炎放射をして火を焚き、その温度差で本当の竜巻を作り、[[水槽]]で回した粒子を合成したり、いろいろなものを組み合わせて撮影<ref name = "cinema1384"/>。地震で高層ビルの外壁が剥離して落ちるシーンは、ミニチュアのビルの大きさに合わせて巨大な石を落下させ、ビルの自重で外壁が落ちるようにし、様々な崩壊シーンを作り出した<ref name = "cinema1384"/>。これらは[[ハイスピードカメラ]]で撮られている<ref>{{Cite web |url = http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-17944 |title = 東京大地震M8.1（東京大地震マグニチュード8.1） |publisher = [[テレビドラマデータベース]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20150526085356/http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-17944 |archivedate = 2015-5-26--> |accessdate = 2015-5-26 }}</ref>。特撮は全て新撮であったが、川北は本作を見た田中から「『[[日本沈没]]』の映像を使っただろう」と言われたという<ref name =　特撮魂/>。[[軍用車両]]や[[ヘリコプター]]は[[陸上自衛隊]]の協力により実機が使われ、避難民は多数のエキストラが演じており、彼らの避難キャンプ地は巨大セットで撮影された。

 

 

== ストーリー ==

本作放送の直後である[[1980年]][[8月30日]]に公開された。

 

 

また、「協力」として『大地震』の著者がクレジットされている。