「年輪年代学」の版間の差分

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== 弥生時代の実年代 ==
[[1996年]]4月、[[日本]]の[[奈良文化財研究所]]の[[光谷拓実]]が[[大阪府]][[池上曽根遺跡]]の大型建物1の柱材([[ヒノキ]])の年輪年代を調べて[[紀元前52年]]であることがわかり、大型建物1は考古学的相対年代では、弥生時代中期後半に当たる蓋然性が高いと公表。これが炭素14年代測定によるウイグルマッチングにより追認されたことにより、たとえ古材再利用があっとしても畿内[[弥生時代]]中期後半の1点紀元前1世紀に相当存在することが確実視されるようになった。それまでの弥生時代中期後半は、紀元後1世紀末と考えられていたので、約1世紀間遡ったこととなり、大きな衝撃を与えた。
 
それまで、畿内の弥生時代中期後半を紀元後1世紀代とする説が広く知られていたので、約1世紀ほど遡ったこととなり、世間に大きな衝撃を与えた。ただし、学術研究の場では中国製青銅器等との交差年代によって北部九州の弥生中期後半が前1世紀代に遡ることは半ば常識化していた
 
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