「リーバ・ハウス」の版間の差分

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== 補修 ==
[[1992年]]、[[ニューヨーク市ランドマーク歴史建造物保存委員会]] ([[:en:New York City Landmarks Preservation Commission|en]]) はレバーハウスを市の公式な[[ランドマーク]]の一つであると指定した。しかしその時点までにレバーハウスの当初の輝きは経年劣化で大部分失われていた。ビル前面の青緑色のガラス[[ファサード]]は、長年厳しい風雪にさらされてきたことと建設当時の工法や材質の限界のために劣化していた。グレージング・ポケット(ガラスをはめる部分)の中と周りの[[炭素鋼]]が錆びたり膨張したりしたために、水が窓の縦仕切りとなる[[ステンレス]]鋼の後ろにまでしみ出していた。この腐食のため、窓の横仕切りが曲がり、スパンドレルのガラスパネルの大半が割れていた。1990年代半ば、レバーハウスは裕福な産業家でフィランソロフィスト、アート・コレクターのアビー・ローゼンに売却された。彼のもとで、買収後すぐさま大規模な改修工事が行われ、建設時のガラスはわずか1%を残して全部取り替えられた。劣化していた鋼材のサブフレームは最新式のカーテンウォール工法を応用し、オリジナルとまったく見た目の変わらないアルミ製のガラス枠材に置き換えられた。腐食していた縦仕切りやキャップも新しく見た目が同じのステンレス製品に代えられた。ガラスのほとんども、オリジナルとほとんど同じ見た目で、現在のエネルギー基準に合ったパネルに代えられている。
 
== [[パブリック・アート]] ==