「カミオカンデ」の版間の差分
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現在は、[[太陽ニュートリノ]]や[[ニュートリノ振動]]の検出、レプトンフレーバーの保存の破れの研究に活躍している。
== 当初の目的 ==
前述したとおりカミオカンデ建設の当初の目的は、[[大統一理論]]の候補の多くが予想する[[陽子#陽子の崩壊|陽子崩壊]]を観測することであった。中でも最もシンプルで有力であったSU(5)理論が正しければ、少なくとも年に数回の陽子崩壊検出が可能なように、さらには外国でも同様の実験が行われていたが、複数予想される崩壊形式の分岐比も測定可能なように設計された。
予想される崩壊の中で主なものは、[[陽電子]]と[[パイ中間子]](π
SU(5)理論では陽子の寿命は10
修正理論でも寿命は長くなるものの陽子崩壊が予想されているが、実験を受け継いだスーパーカミオカンデにおいて2009年現在でも観測されておらず、陽子の寿命は少なくとも10
==名称の由来==
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