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'''二脚'''(にきゃく、英:Bipod)は、[[三脚]]や[[一脚]]に類似した支持器具である。主に[[小火器]]類で使われている。
 
== 概要 ==
[[画像:Type 89 Assault Rifle JGSDF.jpg|thumb|300px|陸上自衛隊の89式5.56mm小銃、二脚を標準装備している]]
[[画像:M249mg.jpg|thumb|300px|陸上自衛隊でも採用しているミニミ軽機関銃、二脚を標準装備している]]
主に軍事用途、射撃スポーツ用途として、[[狙撃銃]]・[[アサルトライフル]]や[[軽機関銃]]や[[分隊支援火器]]で使用される。地形への追従性と安定性が得られ、銃本体に標準装備している場合が多い。銃の重量を分担し、反動をある程度抑制し、二軸方向へ照準の自由性を得ることができる。
 
[[画像:Type 89 Assault Rifle JGSDF.jpg|thumb|300px|陸上自衛隊の89式5.56mm小銃、二脚を標準装備している]]
狙撃銃・アサルトライフルにおいては、銃の重量を負担し照準を安定させる効果が得られる。このため、命中率を非常に向上させることができる。また、狙撃銃にあっては犯人など対象への狙撃タイミング待機、アサルトライフルにあっては待ち伏せ攻撃の際など、重い銃を構え続ける際の負担が軽くなり、待機時の体力消耗を減少させることができる。また、射撃姿勢を持続できるため、とっさの場合の対処も早くなる。
 
[[画像:M249mg.jpg|thumb|300px|陸上自衛隊でも採用しているミニミ軽機関銃、二脚を標準装備している]]
軽機関銃・分隊支援火器はアサルトライフル類よりもはるかに重いため、二脚には銃の重量を負担するという重要な意味があり、特に持続援護射撃の際に効果を発揮する。また連続射撃の際の反動と、そのエネルギーがもたらす銃の後退を、ある程度軽減することができる。このため、二脚を標準装備している軽機関銃は多い。
 
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[[M16]]など二脚を標準装備していない小火器に対して、クリップ式の後付け二脚も存在するが、標準装備よりは安定性に劣る。それでも一定の効果が得られるために、特殊部隊やエリート部隊に配備されていることが多い。また、最近ではそういった[[SOPMOD]]用途のために、[[ピカティニー・レール]]に取り付けることのできる二脚も存在する。
 
== 関連する項目 ==
* [[三脚]]
 
[[Category:兵器|にきやく]]