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== 海上国道と高規格幹線道路 ==
 海上区間のある国道も存在し、これらは[[海上国道]]と呼ばれる。中でも[[国道30号]]の海上部分(宇野港~高松港)は[[バイパス道路]]である[[瀬戸中央自動車道]]の通行料金の高さから[[JR四国]]の[[宇高連絡船]]の廃止後も、[[2008年]]3月までは3社で合計一日100便以上のフェリー便が運されていたが、[[2009年]]3月から始まった瀬戸中央自動車道利用率休日割引等の影響で大幅減便となった。まず、2009年4月に[[津国汽船]](本四フェリー)撤退した。他の2社もいったんは航路廃止を表明しつつも、その後撤回し、ダイヤ調整などを行って存続を図ったが、[[2012年]][[10月17日]]をもって[[宇国道フェリー]]が航路休止した。さらに[[四国フェリー]]も便数削減を進め、[[2015年6月]]現在、1日10便にた充実で縮小している。
 
しかしそれらの国道とは対照的に 他方、建設費の調達や償還などの都合から、事実上[[高速自動車国道]]と同様の[[道路構造令|構造規格]]で建設されているにも関わらず、一般国道のバイパス([[国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路)|一般国道自動車専用道路]])として建設され、[[高規格幹線道路]]として機能している路線もある。高速自動車国道の建設にあたっては多大な手続きが必要なため、一般国道バイパス予算で国土交通省が整備し、実質的に高速自動車国道の一部として機能する[[高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路]]もある。
 
 国道は上記の通り、国と都道府県市の二元管理が行われているが、道路は[[劣化]]するため、[[舗装]]などの維持整備に多額の支出が起こり、[[地方公共団体|自治体]]の支出増大の要因の一つとなっている。国の[[財政]]もまた悪化しており、国道設置は新たな[[補助金]]支出に繋がるため、[[国道507号]]を最後に[[都道府県道]]の国道昇格を行っていない。
 
== 脚注 ==